2018/01/08
埼玉県議会の「原発の再稼働を求める意見書」に抗議する

この間の経過について
埼玉県議会は12月定例会の最終日の22日 (金)、「原発の再稼働を求める意見書」を賛成多数で採択しました。これを翌日報じたのは東京新聞・埼玉版のみでした。埼玉でもそれなりに脱原発の運動はあるにもかかわらず、こうした動きを事前に知っていた団体・グループは存在せず、東京新聞の報道にまったくの「寝耳に水」であり、ショックでした。
これに対して、すぐさま、脱原発・埼玉ML上で抗議の声ととりあえずの行動提起があり、12月26日朝、埼玉県議会のある県庁東門前で登庁する職員たちに抗議の意思表明として、「埼玉県議会の意見書採択に抗議する」「原発はなくても電気は足りてる」「自民党、県民会議は恥を知れ」等のメッセージを掲げ、スタンディングを行いました。
その行動に参加した約10名の市民有志により、埼玉県議会の「原発の再稼働を求める意見書」に対して自分たちの意見を取りまとめ、チラシを作成し、翌朝にもスタンディングを行い、登庁する職員たちにチラシを配布しようということを確認しました。
その経過を各自がフェイスブックや脱原発・埼玉MLに入れたところ、地理的な条件等の事情で行動に参加できない方たちから多くの賛同が寄せられるようになりました。
27日朝のスタンディングでは、前日メッセージに加え、表面に「原子力発電所の再稼働を求める県議会の意見書採択に抗議する」と題する抗議文、裏面に採択された埼玉県議会の「原発の再稼働を求める意見書」、東京新聞の記事のコピー(12月23日)、自分たちの立場と行動の簡単な説明文を入れたチラシを有志約10名で約500枚程度配布しました。
その行動の後、県庁東門の直ぐ前に事務所を構える平和運動センターの一室を借りて、この抗議行動の当面の方向について簡単なミーティングを行いました。そこで確認されたことは、抗議文に集まりつつある賛同者を年明けの1月9日に集約して1月10日に埼玉県議会議長宛に提出すること、その際、浦和駅西口から県議会棟のある県庁の敷地を包囲するようにデモ行進をすること、その相談会を1月4日13時から浦和駅東口のサポートセンターで開催すること、1月4日朝の仕事始めにも東門前でのスタンディングを行うことなどでした。
