2011/12/29
埼玉県のガレキ受け入れをめぐって
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県民からガレキ受け入れのメールを根拠に、埼玉県の上田知事が震災ガレキ受け入れ表明。その報道で資源循環推進課に抗議の電話。その際、県民からどれだけ受け入れのメールがあったのかと質したところ、たった「16件」という答えだった。県民のメールは知事の結論のダシに使われたことが明白。
12-28 00:50埼玉・ガレキ② 一般にゴミ処理は市町村の仕事。従って埼玉県には直接ゴミ処理の現場を持っていない。それなのに、上田知事が震災ガレキの受け入れを表明できたのは、「リサイクル」事業の名目で、9都県市の産廃の最終処分施設として「彩の国資源循環工場」という現場をもっているからだ。
12-28 01:03埼玉・ガレキ③ 「彩の国資源循環工場」は、埼玉県寄居町の山中を切り開いた広大な敷地に各種の「リサイクル」工場が建っている。埼玉県が用地、オリックスが融資。建設廃材から下水汚泥など各種産廃の「リサイクル」会社が工場を建て、9都県市以外からも産廃を集め経営している。(PFI方式)
12-28 01:21埼玉・ガレキ④ 震災ガレキは、放射能ガレキでもあり、上田知事の「受け入れ表明」に怒った住民が県に電話すると、「彩の国資源循環工場」http://t.co/7p0l2Lrf担当の資源循環課に回される。ここに抗議しても「何も決まっていません」と言われ、事態を楽観させられてしまう。
12-28 02:04埼玉・ガレキ⑤ しかし、実態はそんなに甘くなかった。「彩の国資源循環工場」のひとつに「ヤマゼン」という会社の工場が、いわき市からの焼却灰を以前から受入れており、原発事故後もそのまま継続されていたのである。「ヤマゼン」は、その焼却灰を土木資材(再生砂)として出荷しているのである。
12-28 02:13埼玉・ガレキ⑥ 震災ガレキの県内受入れに反対する緊急のミーティング。12月28日(水) 18時~ 喫茶「ルノアール」(川越駅前ビル・マイン2F) ガレキ問題のことで情報交換や年明けの行動なども意見交換する予定。出席可能な方は長内までご連絡を。携帯090-1267-1252
12-28 02:21埼玉・ガレキⅡ 27日の上田知事の毎週火曜日の定例会見で、ガレキ問題に言及。web上では、YOMIURI ONLINEで「がれき受入れ知事が調整」http://t.co/Dqd8bAqvと出ている。記事中の「最終処分場・県環境整備センター」は、「彩の国資源循環工場」と併設施設。
12-28 13:41埼玉・ガレキⅡ② この関係を有体に言えば、持ち込まれた各種産廃の処理施設群「彩の国資源循環工場」から出る焼却灰やスラグを、併設の「県環境整備センター」の敷地に埋める一体施設となっているのだ。
12-28 13:51埼玉・ガレキⅡ③ 27日の上田知事の定例記者会見でのガレキ問題の発言要旨は、28日付の埼玉新聞の「知事会見録」の最後に「被災地のがれき受入れ」の見出しで掲載されている。埼玉新聞のwebサイトには出ていないので紹介したい。
12-28 13:58埼玉・ガレキⅡ④ 記者:12月県議会で県内の市町村・一部事務組合に受入れを要請する意向を示したが、具体的な進展はあるのか。知事:具体的な形では、まだ十分進んでおりません。処理能力のある市レベルで内部での検討が進められている状態です。
12-28 14:20