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警察なんて信用できません

夕方、車を運転していたら、後からパトカーが追ってきた。マイクで「止まりなさい」と言う。「えっ、わたしのこと?」と驚きながら止まると、「右折禁止のところを曲がりましたね」と言うのだ。まさか、曲がったところが右折禁止とは知らなかった。突然パトカーが出てきたことから考えると、罰金めあてに待ち伏せしていたに違いない。

「免許証を出して」と言うのでそこまでは素直に従った。しかし、その後、電話番号とか職業とか聞いてくるので、「個人情報を免許証まで出して提供しているんだから、なんでそこまで聞くのよ」「法律や規則のどこにそんなことが書いてあるの?」と、従わない。警察もあきらめて「ここにサインして」と言ってきた。でも、「なんで、そっちに立証責任があるのに、わたしが認めなくっちゃいけないのよ」と言ってサインも拒否した。そして「逮捕する?」と聞くと「いえ、逮捕はしませんよ」と言うのでそのまま帰ってきた。

……とは、言っても確かに交通法違反だし、こんなことに時間をかけてもしょうがないので(結構きつかったけど)罰金7000円は振り込んだ。

裁判員制度では、死刑制度の廃止、警察を信頼していない、という考えの持ち主は裁判員にはなれないようだ。

そうならば、私は裁判員にはなれそうもない。あーよかった。

でも、なんとなく癪なので、情報公開で手に入れてた警察不祥事の文書を少し公開しますね。

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詐欺未遂被疑者として逮捕された者の取調べの過程において、西入間警察署の警察官が被疑者の預貯金を横領した。

国家賠償法に基づき、埼玉県が訴えられ、19年3月14日、さいたま地裁の判決で、1568万円などの支払いが確定した。その後、県は控訴するが、9月12日棄却されている。(控訴したのは税金の無駄遣いじゃないでしょうか)


黒塗りが多いけど、地裁判決の文書から一部抜粋します。「A」は、横領した元警察官の名前が入るところ(勝手に判断して入れました)

……Aは、このころから、原告の預貯金を自分のために使おうと考えるようになり、原告がAを頼っていることを利用して、原告の頼みに応じる振りをしたり、■■に、原告に対し、原告の預貯金が全部没収対象であるかのように述べたりして、原告の預貯金を自分のものにしようとした……

……Aは、同月25日には、原告に対し、■■等の立替払いについて、「支払いが多くなると払えない」と伝えたところ、原告は、「自分の通帳から金を下ろして使って欲しい」と述べた。なお、Aはこの日、原告に「お願い(委任状)」と題する書面を作成させており、同書面には「■■等必要な支払いについては■■をおろして支払って下さい。お願い致します。」と記載されている。そして、原告は、この日の■■の終わりころ、Aに■■の各キャッシュカードの暗証番号を書き示して教えた。……

……Aは、同じころ、原告に対し「(県警)本部の奴らが来たら、俺がうまいことやっておいてやる。俺は、本部の奴らにも顔が利く、部長に100万、次長に50万、課長に50万くらい、包む必要がある。…俺がうまくやってやるから」と述べ、原告は、■■と考え、Aの提案を受け入れた。……


いやー警察って怖いですね!!




作られるバッシングと裁判員制度

 11月23日に「表現の自由を考えるシンポジウム」に参加してきた。受付で「斉藤さんですか」と聞かれた。この日のゲスト斉藤貴男さんのことだ。
 パネリストは高額の賠償請求の訴訟を起こされている人ばかりだ。斉藤さんはキャノンの御手洗氏のルポを書いたことで、御手洗氏の親族筋らしい方から、訴訟を起こされている。
 この手の訴訟は、週刊金曜日に対して武富士が起こした裁判で、すでに決着がつきそんなことをする企業はもうないと思っていたけれど、さにあらず。僕が知らないのは、マスコミが取り上げないからだっただけだった。
 高額訴訟で気に入らない相手を、黙らせる手法は、アメリカではスタンダードだという話だ。ポイントは決して勝ことが目的ではない点にある。
 ジャーナリストの鳥賀陽(うがや)弘道さんは、雑誌でコメントしただけで、かのオリコンから名誉毀損で五千万円の訴訟を起こされている。
 こういう訴訟を起こす方もよく相手を選んでいて、斉藤貴男さん、西岡研介さん、山田厚史さんと、名だたる反骨ジャーナリストを選んでいる。この人たちを黙らせることができれば、他のその他大勢への見せしめとなるわけだ。
 翻って考えると市民運動は、五千万円どころか、百万でも息の根をとめることができる。これらの優れたジャーナリストは、僕たちの身代わりとなっていると考えなければ。自分の問題なのだ。今でも意味がわく分からないデザインの支援Tシャツを買った。
 最近メディアというものは、バッシングの増幅器と成り下がったように思える。
 こんな中で裁判員制度が始まるとどうなるのか、予断と偏見をとても排除しきれるものではないと思う。下記学習会にぜひご参加を。
 
 裁判員制度はいらない12・8埼玉集会
 12月8日(日) 13:30開場、13:45開会
 埼玉会館(2Fラウンジルーム)
 DVD「美しい国の裁判員時代」上映
 裁判員制度の問題点-講師:高山俊吉弁護士
 参加費 500円
 裁判員制度はいらない! 大運動・埼玉(準備会)
 Tel. 048-647-1222(小出重義法律事務所)

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市民じゃ~なる編集部

Author:市民じゃ~なる編集部
「平和・人権・自治と共生をめざす草の根ジャーナリズム」。地域の草の根として発信するミニコミメディアの編集部のblogです。
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