2007/11/28
沖縄に背を向けた、さいたま市議たち
今日11月28日、さいたま市議会に、請願を出しました。高校の歴史教科書における集団自決の検定意見の撤回を文科省に求める。その意見書をさいたま市議会から国に提出することを求める請願です。
全国一斉にこの請願が取り組まれているのですが、さいたま市議会への請願がこんなに遅くなる理由として、請願の受付が議会の三ヶ月前まで、ということです。
殆どの自治体では、議会の前日です。事実上、市民の請願の権利を奪うものです。
約二ヶ月間の取り組みでしたが、さいたま市議会が、いかに市民を寄せ付けないでいるかが、体感できました。
この請願に理解を示した会派は、自治ネットと共産党で、自治ネットでは岡真智子さん、共産党から青柳伸二さんに紹介議員になっていただきました。他の会派・政党からはすべて裏切られました。
「会派として…」「団として…」この請願から逃げる人の共通した枕言葉を繰り返しきかされ、うんざりしました。一人の議員としてこの問題について、どう思うのか。
選挙では、市民のためと言っておきながら、肝心なところで組織の一部と化し主体性を失う。
民主党の浦和区事務所は、沖縄の米軍基地を示した地図が貼ってあるので、期待していましたが、政党として一番トンチンカン。それにだんまりを決め込む無所属議員にしても、こうなると議員としての資質を疑わざるをえません。
このことは、いずれ詳しく市民じゃ~なるに。さていつ出るのやら…(正)