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争点のない選挙 わかりずらい政治主張の違い――9月8日埼玉県八潮市選挙報告


争点のない選挙 わかりずらい政治主張の違い

――9月8日埼玉県八潮市選挙報告



9月8日投開票で行われた八潮市議会議員選挙。市議として4期勤め5期目を目指す矢澤江美子氏の実務的なサポートに私も入りました。市議選だけでなく、市長選、県議補選も同日行われた今回の八潮市の選挙について報告します。(小高真由美)

 厳しい気候の中での選挙でした。9月に入ったというのに、猛暑。炎天下での出陣式は短い時間でも、立っているだけで熱中症になりそうな暑さでした。翌日は、真っ黒い帯状の雲が北へ向かって続いている様子が見られ、その後、ごく近い越谷市で竜巻が起こったという知らせを受けました。終盤は夕方から急に肌寒くなり、昼間との気温差で体力が消耗させられる状況でした。
 そんな中で、候補者そして運動員、よく乗り切れたと思います。



市長選・県議補選 保守同士の争い

 八潮市では市議選と市長選はこれまでも同日行われているのですが、今回は、現職市長の多田重美氏が引退し、現職県議の大山忍氏が立候補したため、県議補選もあり、3つの選挙が重なりました。本来であれば、投票率が上がって良い状況ですが、実際は前回の市議選の投票率(49.01%)を3ポイント近く下回る46.04%です。
 市長選、県議選、共に保守同士の争いを、市民はさめた目で見ていたのかもしれません。
 市長選の立候補者は前県議の大山忍氏と前市議の大久保龍雄氏の一騎打ち。大山氏は昨年7月、自民党を離党。現日本維新の会、鈴木義弘衆議院議員と「行動を共にする」とのことでした。
 大久保氏は2005年、09年の市議選では民主党公認でトップ当選しました。しかし、昨年8月には民主党を離党して今選挙では、自民党の推薦を取り付けています。
 結果は、大山忍氏19717票、大久保龍雄氏9627票、ダブルスコア以上の大差で大山氏が当選しました。
 県議補選では、立候補者3名は全員が前市議でした。森伸一氏(自民)、福野未知留氏(諸派)、宇田川幸夫氏(諸派)。
 結果は森氏10841票、福野氏9324票、宇田川氏9035票で自民党公認の森氏が当選しました。しかし、任期は次の統一地方選までの約1年半程度です。3人の得票数はそれほど離れていないので、次の県議選は再び3人の決戦(あるいは市長候補だった大久保氏も含めた4人の決戦?)になるかもしれません。


市議選の結果 蓋を開けてみて

 今回の八潮市議会議員選挙は、定数22人が21人に変更されましたので、立候補者23人が21議席を争う選挙となりました。落選したのは、30代の無所属新人の候補者2人です。
 それぞれの結果には、驚いたものや、奇妙に思えたものもありました。
 4年前の選挙では917票で最下位当選だった大山安司氏が、今回は自民党公認を掲げて立候補し、2352票でトップ当選しました。4年間で1435票増やしたのです。また、今回は当選ラインが下がり、林雄一氏は、589票で最下位当選。前回は801票で次点で落選しましたが、212票減らしながらも当選しました。
 また、泡沫候補と言われてきた豊田吉雄氏。実はこれまで共産党の八潮市議として8期32年の実績がありますが、今回は共産党の新人、高波幸雄氏の立候補に合わせて引退すると言われていました。しかし、豊田氏は納得がいかなかったのか、結局、立候補しました。高波氏が共産党公認で、豊田氏は無所属です。共倒れとの噂もありました。特に、ほとんど選挙活動を行わず、自分の名前を書いただけの白い紙をポスター掲示板に貼っていた豊田氏は、当選は難しいといわれていました。
 しかし、結果は豊田氏711票で当選、高波氏も834票で当選しました。


矢澤氏4位当選 地道な活動をアピール

 矢澤氏は、無所属・市民派の議員として4期16年活動してきており、今回は5期目の挑戦でした。本人は何位で当選するのかは気にしないと言っていましたが、朝、一緒に駅に立ってみた感触、選挙カーを回した時の有権者の反応などを見た限りでは、これまでの票を減らすことはないだろうと思えました。また、毎回の議会終了ごとに全戸配布している議会報告の「やざわえみこ通信」も16年間続けていますし、ブログも日常的に毎日更新し、かなりのアクセス数があります。得票数が増える可能性も大いにあると思えました。しかし、何よりも気をつけなければならないのが、選対のゆるみです。5期目ということもあり、事務所に立寄る方の多くが「矢澤さんは大丈夫よね」という言葉を口にします。そんな時は、ベテランの油断が一番危ないこと、選挙は最後までどうなるかわからないなどの話をして、選対が安心ムードになることだけは避けるようにしました。
 結果は1918票で4位当選。4年前の1437票(8位)から481票増やしました。やはり、議会報告やブログ更新などで自らの地道な活動や誠実な対応をアピールできたことの結果だと思います。また、(選挙期間中は、地元の古新田地域も重点的に回りましたが)これまで以上に地元から受入れられ、票を増やしたのではないかと思われました。


市民の政治参加で議員が見えてくる

 今回の八潮市の選挙についてまず感じるのは、いわゆる「風」で当選しようとする態度がすけて見える候補者たちが目立つことです。八潮市ばかりではありませんが、既成政党から既成政党へ平然と移籍する議員が、民主党の政権交代以来、特に増えているように思います。その節操のなさにはあきれるばかりです。
 しかし、これについては有権者の選択の仕方にも問題があると言えます。例えば現職の議員に投票する場合、会期中に議会でどのような活動・主張をしてきたのかを評価して選択すべきではないでしょうか。そのこととは無関係に、どこの党の公認なのか、市長選・県議選は誰の支援をしているのか、あるいは「地元の候補」ということだけの投票で、「結果」が出てしてしまうと議会に悪い影響を与えます。今回の市議選でトップ当選の大山安司氏だけではなく、他にも「自民党」を掲げ、保守の選挙構造の変化(地元の自民党議員が県議選に立候補したなど)で票を増やしたと思える候補がいましたが、議会活動とは関係なく劇的に得票数が増えれば、議員は議会の活動を軽視するようになってしまいます。そして、議会がますます行政をチェックしなくなり、市民の意識とはかけ離れた市政運営が行われていくでしょう。結局、議会がその機能を果たさなければ、そのつけは有権者に返ってくるのです。
 もちろん、議員が自らの議会活動についてまともに発信していないことが問題ではありますが、発信することがみつからないほど議会活動を行っていない議員が多数いるのです。八潮市に限らず、多くの地方議会で議会運営はセレモニー化しており、市民の立場から市政の改善を目指し、本気で発言する議員などごく一部です。4年間、質問ひとつしないような議員もいます。市民側からチェックしなければ議員の動向は見えてきません。
 改選後の八潮市議会も相変わらずの状況になるとは思いますが、矢澤江美子氏にはこれからの4年間もこれまで通り、市民の視点から鋭く行政をチェックしていってもらいたいと思います。


9月8日投開票 八潮市選挙結果はこちら↓
http://www.city.yashio.lg.jp/8820.htm


5万人を超す参加者 明治公園よりデモ行進―9.19さよなら原発集会―

千駄ヶ谷の駅に着き、「市民じゃ~なる」のメンバーと「九条の会・さいたま」のメンバー6人で電車を降りました。ホームはものすごい人で電車の中以上の混み方。30分かけて改札を出た時はみんなばらばらになってしまい、それぞれで明治公園へ向かいました。携帯電話で場所を確認し合って、一緒に来たメンバーや現地で待ち合わせている「脱原発宣言埼玉連絡会」のメンバーにもようやく会えました。

9.19デモ-1

デモ隊を組んで出発を待っているのですが、全く出発する気配なし。↑この状態で、1時間半くらい立ちっぱなしで待たされた末、ようやく出発。

9.19デモ-2

デモ行進。歩いては止まり、の繰り返し。

デモの終着地に着いた時は18時を過ぎていました。

確かに、人数は5万人以上はいたと思います。明治公園に入れる人数は2万人くらいと言われていますが、明治公園の外にそれ以上の人たちがあふれていました。

それでも、こんなにデモ行進に時間がかかったのは、警察の分断策によるものが大きいと思います。250人くらいに分けて出発させるので、とにかく待ち時間が長かった。いつまでもだらだらとデモを続けさせるよりも、短い時間に集中させてデモ隊を行進させた方が、交通等の影響を考えてもいいと思うんですけど。

私たちが終着点についてからもデモ隊はずーっと続いていましたので、デモが完全に終了したのは何時になったのかよくわかりませんでした。

122号(5月号)目次

◆5月号(122号)目次

1面
・5月30日西山太吉さん講演会 主催「九条の会・さいたま」
 日米安保と沖縄の真実
 -打ち破られた“密約”の闇-(長内)

・8月1日 本紙創刊15周年記念イベント(小高)

【困民党】(江上)

2面
・普天間基地撤去!新基地建設反対!
 4・25沖縄に連帯する埼玉市民行動(榎本)

・「沖縄に米軍基地はいらない」デモから帰れば
 地対空誘導弾PAC3訓練が夜の新宿御苑で
 (平和ネット・いるま 山下修子)

3面
・米軍キャンプ朝霞跡地
 有害物質検出で公園整備計画に支障
 パブコメ提出者と行政で意見交換
 市民参加へ一歩前進
 (朝霞基地跡地利用市民連絡会 事務局長 大野良夫)

・今年は韓国併合100年
 平和と共生の東アジアを(中村)

・貧困連鎖を断絶へ
 反貧困ネットワーク埼玉の取組み(中村)

4面
・埼玉県教育委員会はなぜ学びの場を潰したのか
 『月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~』
 さいたま完成披露試写を終えて
 (撮影・演出・ナレーション担当 太田直子)

5面
・5月2日憲法記念日「シール投票」浦和&蕨
 憲法9条を「守る?変える?」
 圧倒的な多数が「守る」と回答(榎本)

・前田憲二監督 長編記録映画
 『月下の侵略者』
 京都まで行って耳塚と映画を見た(江上)

6面
・八ツ場ダム 専門家に学ぶ一から分かる八ツ場ダム地質学習会
 始めてはいけない本体工事
 地すべり災害地帯を造り出す周辺工事(小高)

7面
・八ツ場ダム・吾妻川上流のヒ素問題
 どうする?「ヒ素汚泥」石灰中和作業で溜まりつづける
 永遠の中和作業前提で技術的に成立している
 八ツ場ダム建設計画は砂上楼閣化
 (芹沢大介)

8面
・再び輝きだした伊達判決
 「日米安保条約に基づく米軍駐留は憲法違反」
 (大庭和雄 九条の会・さいたま 代表世話人)

9面
・【たけじいの沖縄③ 阿波根昌鴻流?で 大武昭雄】

・命のしめくくりかた(金栄吉)

10、11面
・【権力とマイノリティ 谷口硝子】
「非実在青少年」条例の行方
 青少年・治安対策本部に
 アポなしで突撃してみた

12面
・【聞き書き 戦争と芸術 菊池明子】
 第10回近代美術資料館

・【格差の中で癌と向き合う 江上正】
 第10回

13面
・【文学と映画 行ったりきたり 林浩治】
 第8回 光州民主化抗争30年
 孔善玉『わたしが一番きれいだったとき』

14面
・【ニッコリ笑ったテロリズム 上野清士】
 第10回 ハイチ 西半球の最貧国を襲った大震災

15面
・【編集だより】
・【編集部来信】

16面
・追悼 小林正さん(榎本)
・【掲示板】
・【午前零時】(長内)


「市民じゃ~なる122号」発送終了

本日の午前1時過ぎ、いつも通り新都心郵便局へ持ち込み、「市民じゃ~なる5月号(122号)」の発送を終えました。近場の読者には、なんとか今日中(22日)に届いてくれないかとの淡い期待をしているのですが、どうでしょうか。なんせ、明日(23日)の普天間デモのお知らせも入れましたので…。祈っている状態です。

今回は、とにかく1面で苦労しました。確かにいつも1面では苦労するのですが、それでも時事的な話題を絡めてとか、本文の記事に絡めてとか、なんとかまとめます。でも今回はどうにもならない状況。普天間問題は、4月号1面で取り上げたし、何か少しでも新しい発想はできないかと、1日潰して情報を探し回ったりしましたがうまく行きません。結局、無理に新しいものを探すのではなく、今ある手元の情報を生かすことに方針を転換。九条の会・さいたま主催の西山太吉さんの講演会と市民じゃ~なる15周年記念パーティを載せることに決めました。少しでも内容を充実させたいという思いと、発送期日との葛藤で苦しめられることはいつものことですが、1面で本気で苦しむようになって初めていっぱしの「ジャーナリスト」になれる、とは発行人さんのお言葉。そうなんでしょうかね。

その後もトラブルで印刷が始めからやり直しになったり、バタバタとしましたが、とりあえず印刷・折り・差込・封入の作業も終え、午前1時前にようやく郵便局に向かって出発。めでたく発送終了しました。

今月の「市民じゃ~なる」が発送できて、ようやく少し、肩の荷が降りた感じはあるのですが、明日は今月の反普天間基地の埼玉行動です。「市民じゃ~なる」の6月号も考えなければならないし、休憩しているヒマありませんね。(コダ)


4月25日「沖縄に連帯する埼玉市民行動」



沖縄で、9万人の県民集会が開かれた4月25日、埼玉でも昨年12月から毎月恒例になっている「普天間基地撤去! 新基地建設反対! 沖縄に連帯する埼玉市民行動」を浦和駅西口にて行いました。

今回の行動は、広報活動が全くできず、「市民じゃ~なる」の最終ページ「掲示板」に載せたくらいだったので、どうやって人が集まるのだろう、と心配になるような状況。東京でも集会が開かれているので、そちらに参加する人たちも多いだろうと予想される中、下手すると10人デモになるかも……と、覚悟していました。でも、東京の集会に顔を出してから、急いで戻ってきた人もいて、駅前には30人が集まり、デモの時は通行人も参加して、30人を超える人数で行うことができました。

今回、30人が集まったのは、これまでの行動に参加した人たちが、周りに声をかけ、参加を呼びかけたおかげです。
そして、鳩山首相が普天間基地問題の答えを出すと明言した5月が目の前に迫っているという緊迫した状況であることも理由の一つだったと思います。

不手際は、広報活動だけではなく、「市民じゃ~なる」の「掲示板」に載せたデモの時間が3月号が間違っており、それに気づいて4月号に訂正を載せたのですが、その訂正をまた間違えてしまうという2重のミスがあって、参加者にご迷惑をおかけしました。すみません。

次号では、そのようなミスはないようにしたいと思います。

ところで、本日5月1日に5月の「市民行動」の日程等を決める話し合いが開かれました。

5月は、リレートークとデモだけではなく、その前に学習会を行う予定です。
きちんとしたタイムスケジュールはまだできていませんが、日にち、地域は以下の通り。

5月23日(日) 浦和にて

学習会は午後からで、リレートーク、デモは夕方からになると思います。

正式に決まり次第、また、お知らせします。

皆さん、どうぞ、ご参加ください!! 一緒に声を上げましょう!! (コダ)





それぞれが担う「市民じゃ~なる」

昨日(19日)の午前2時、「市民じゃ~なる」108号の発送が終りました。107号発行から1ヵ月と1週間くらいでしょうか。ようやく「市民じゃ~なる」も毎月発行へと戻れそうです。


今回も、印刷、発送のところで手惑いました。編集・組版が終ってヤマは越えた、と一安心したところで、思わぬ事態になってしまうのです。

事務所の簡易印刷機で印刷を始めると、印刷機の調子が悪く、とても印刷できる状況ではありません。結局、印刷業者に頼んで、なんとか今日中に印刷・折りまでお願いしようと決めたのは午前4時でした。

午前9時に、印刷業者に連絡して、印刷・折りを夕方まで仕上げてもらえるように頼むと、なんとか承諾してもらえました。ホッと一息ついたのもつかの間、「市民じゃ~なる」のデータがPDFファイルに変換できないことがわかって、結局、業者での印刷はあきらめるしかありませんでした。

その日の夕方、公民館へ行って、印刷をすることにしました。しかし、公民館の簡易印刷機もあまり調子が良くなく、A3の「市民じゃ~なる」を刷ると、端が薄くなってしまいます。印刷の出来具合は悪いけれど、もうそんなことも言ってられません。印刷が上がれば御の字。とりあえず印刷を終えました。

次の日の朝から、業者に折りだけは頼み、夕方からは、二つ折りになっているそれぞれのページをスタッフが差し込み、16頁の「市民じゃ~なる」がようやく出来上がりました。次は、封筒に入れる発送作業です。

私はその時は、ある市民運動の会議に出席していました。会議を終えて、発送を手伝わなければと急いで戻った時は、皆で封をしており、ほぼ、終った状態でした。しかし、そこで気がついたのは「振込用紙」が入っていないということです。「振込用紙」が入っていなければ、購読料もカンパも入金してもらえません。今回の送料を間に合わせることもできない状況になってしまいます。作業をしていた発行人が怒って「本紙だけ入れればいいと言ってたじゃないか」と言うので、私は「そんなことは言ってませんよ」と少し口論になりました。発行人も私もこの3日間、ほとんど寝ていない状況だったのでお互い朦朧として、何がなんだかよくわからない状態になっていました。

気を取り直して、「書籍小包」のように封筒の端に切り目を入れ、そこから振込用紙を入れることにして、再び作業開始。終った時は「午前零時」をとっくに過ぎていました。封筒を車に積んで、さいたま新都心郵便局に持って行ったのは午前2時。こうして発送作業まで、ようやく終了しました。



今号の「市民じゃ~なる」に目を通して、「市民じゃ~なる」らしい紙面になってきているな、と思います。まだ取り上げなければならないテーマはあるものの、現在動いている活動、これから行われる集会、この一ヶ月間に行われた集会や会合の報告等、私たちの周辺の事柄ではありますが、マスメディアでは取り上げられない市民運動や地方自治の動きが少しは伝わるのではないかと思います。

しかし、(私を含め)文章力、起きている事象に対する評価・判断力等、まだまだですので、これからの課題です。


先月から、一番若い石川さんが編集長になりました。彼女も必死になって取り組んでいます。このことは色々な面で影響があり、これまで「お手伝い」として「市民じゃ~なる」に関わっていた若いスタッフも、自ら「じゃ~なる」を担う者としての意識を持つようになってきています。

私たち旧スタッフにとっても、これまで、メインの記事を書くことから、編集から、段取り等、自分たちだけで担わなければならないという重圧から大分、解放されました。それぞれがそれぞれの立場から対等に議論し、紙面を作っていける体制に向けて大きく前進したのです。このようなスタッフ体制へ向かう形で動き出せれば、毎月発行は可能だと思います。

編集会議では、編集についてだけではなく、それぞれの活動について、あるいは時事的な問題についても、話し合いながら進めています。この「コミュニケーション」が少しづつですが、自らを高め、そして、「市民じゃ~なる」の質をも高めていくことに繋がっていくことになるはずです。(コダ)



ガザに光を!ピースパレード&シンポジウムに参加

ガザ-1


1月10日、「ガザに光を!即時停戦を求めるピースパレード&シンポジウム」に参加しました。12時30分から上映された「パレスチナ1948NAKBA」も観たかったのですが、かなり遅れてしまい、増上寺の上映会場に入ったのは15:00頃。5分くらいで終了してしまいました。

その後、ピースパレードの集合場所「芝公園23号地」へ移動。東京タワーのすぐ近くです。埼玉の知り合いも数人来ていました。16:00に出発。私は「九条改憲阻止の会」の旗のところで、「阻止の会」の人たちと一緒に歩きました。「イスラエルはガザへの攻撃をやめろ!」「戦争犯罪をやめろ」「イスラエルは虐殺をやめろ」などのシュプレヒコールが続きます。しかし、都内って本当に坂が多い。上ったり下ったりの繰り返しでした。また、だんだん日が暮れてくると、歩いていても足元が冷えてきます。高速道路の下を歩いた時はデモ隊以外の人はほとんどおらず、シュプレヒコールの声もちょっと小さくなってきました。しかし、六本木に近くなると通行人も多くなり、もう一度、元気をとりもどして歩きました。終了場所の「六本木三河台公園」に着いた時は、18:00になっていました。予定では17:10に終了だったのですが……。「九条改憲阻止の会」の人たち、多くは60年安保世代でしょうから、この長いデモは結構きつかったのでは。


18:30からはシンポジウム。地下鉄で1駅移動して会場の聖アンデレ教会へ向かいました。途中で食事をしていたので遅くなり、到着したときには会場は人でいっぱい。奥にある、別の会場へ案内されました。そこで待っていた人も100人くらいいたでしょうか。スクリーンがあり、シンポジウム会場の様子が映し出されることになっていたようです。しかし、実際にシンポジウムが始まってもスクリーンには何も映し出されず、音声もとぎれとぎれでした。スタッフは相当あせって、色々試してみたようですが、結局、直らないので、シンポジウムの会場でのトークを終えた方にこちらの会場へ来もらって、再び話をしてもらうことになりました。トークをする方は大変だったと思います。高橋和夫さんや池田香代子さん、広河隆一さんらのお話。そして、JVCなど、これまでパレスチナでボランティア活動をしてきた方々の報告がありました。

一番印象に残ったのはやはり、広河さんの話です。現在行われているイスラエルによるガザへの攻撃に対し、新聞が「どっちもどっち」と喧嘩両成敗のような論調で書いていることについて、パレスチナの問題は1948年のNAKBA(大惨事)から始まっているのであり、その状況は現在も続いている、「両方に非がある」などと言えば、それは、イスラエルに加担していることになると述べ、イスラエルの、パレスチナ人を移動させて隔離しているやり方を、ナチのやり方と全く同じ、と批判しました。


この日のデモ&シンポジウムに参加して思ったのは、「やっぱり地元で企画したい」ということです。問題が国際的なものなので、地元での企画はなじまないかな、と思ったのですが、そんなことはない。地元でイスラエルによるガザへの攻撃に対し、自分たちの思いや立場を表明していくことは意義があるはずです。
多くの人たちがイスラエルの虐殺は許せない、と思っている今、各地で独自の運動が起きれば、それは、世界に発信する日本国内からの表明にもなり、パレスチナの闘いに対する、力になるのではないでしょうか。

人数少なくても、やっぱり地元で訴えたいですね。




1月10日、11日の都内でのイスラエル抗議行動

イスラエルによるガザ地区への虐殺行為は、昨年末より続けられています。8日、国連安全保障理事会は、即時停戦を求める決議を採択しましたが、現地では依然として激しい戦闘が続いています。イスラエルは現在も、クラスター爆弾や白燐弾を使用し、民間人を殺戮しているのです。

こんな非人道的な行為が行われ、多くの人々が犠牲になっていることがわかっていながら、イスラエルの行為を止められない事が本当に口惜しい。

本来であれば私たちは、自らの地域で抗議行動を企画し、他と連帯していくという立場を取っていますが、今回は地元でのデモで地元の人たちに訴えるよりも、都内での活動に一人でも多く参加する形をとった方が効果的ではないか、と思い10日、11日に予定されている行動に参加したいと思っています。(しかし、私自身、10、11日に仕事、会議、集会などの予定が入っていて都内まで行ける時間がとれるかどうか、というところです)

とりあえず、以下にWORD PEACE NOWニュースの「緊急パレスチナ特集」を載せます。(小高)



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* 以下転送感謝 
* 署名・募金・デモ・シンポジウム・ウェブアクション・証言など
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1.10、1.11、1.13~25  いろいろあります。

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★緊急 NGO共同行動のご案内
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ガ ザ に 光 を !
即時停戦を求めるピースパレード&シンポジウム + 映画も

1月10日(土)に緊急開催★
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年から開始されたイスラエル軍によるガザ地区への大規
模な攻撃は、新年になってもますます強まり、これまでに伝えら
れた犠牲者は多数の子どもを含んで550人を越えています。
今後もイスラエルは停戦する気配はありません。
150万人のガザ地区の人々は、これまでもイスラエルの封鎖に
よって、医療や食料、燃料の不足に苦しめられていました。今度
はその人々の上に爆弾が落とされています。

この人道的危機を前に、これまでパレスチナ問題に様々な形で
関わってきたNGOが共同で、この軍事行動への抗議の意志を
示し即時停戦を求めるピースパレードとシンポジウムを行います。
皆さんもぜひこのアピールに加わってください。たくさんの声が、
この惨状を変える力になります。

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開催日:2009年1月10日(土)
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■プレイベント
12:30上映会『パレスチナ1948NAKBA』(監督 広河隆一)
場所:増上寺 慈雲閣(都営三田線「御成門」駅から徒歩3分)
http://www.zojoji.or.jp/map/index.html
共催:浄土宗平和協会
(開場:12:00)(詳細計画中)

■ピースパレード
15:30「芝公園23号地」集合
http://soccerunderground.com/blog/archives/siba.jpg
(都営三田線「御成門」駅A1出口から徒歩5分。東京タワー近く。
案内スタッフがおります)
16:00出発、パレード開始
(芝公園から六本木方面に向けて歩きます)
17:10「六本木三河台公園」にて終了。キャンドルで祈りを捧げ
ます。
(日比谷線・大江戸線「六本木」駅6番出口から徒歩2分)

★パレードのテーマは「ガザに光を!」。
ペンライトや懐中電灯などの光るものをぜひ持参ください。

■シンポジウム
【時間】18:30・20:30
【会場】聖アンデレ教会
【アクセス】東京メトロ日比谷線「神谷町」駅1番出口から徒歩10分
(神谷町駅はパレード終了地最寄の六本木駅から1駅)
【住所】東京都港区芝公園3-6-18 TEL 03-3431-2822
【地図】http://www.nskk.org/tokyo/church/map_html/andrew_m.htm
【参加費】無料
【内容】・リレートーク:池田 香代子さん
(『世界がもし100人の村だったら』再話者)
広河 隆一さん(ジャーナリスト)
パレスチナに関わるNGOのアピール 他
・現地ガザからの声(電話録音)(予定)

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■主催:1・10 ガザに光を! ピースパレード実行委員会

■呼びかけ団体F
特定非営利活動法人 アーユス仏教国際協力ネットワーク
社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
日本山妙法寺
日本聖公会東京教区「エルサレム教区協働委員会」
日本パレスチナ医療協会
日本YWCA
特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
パレスチナの子供の里親運動
ピースボート
平和をつくり出す宗教者ネット
『1コマ』サポーターズ
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<お問い合わせ>
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6F 
TEL 03-3834-2388/FAX 03-3835-0519
http://www.ngo-jvc.net
info@ngo-jvc.net
(パレスチナ事業担当 藤屋、 広報担当 広瀬)

ピースボート 電話:03-3363-7561 http://www.peaceboat.org/index_j.html
日本YWCA 電話:03-5367-1872 http://www.ywca.or.jp/home.html

●JVCはガザ緊急医療支援を開始しました。最新情報はこちら●
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/200812gaza.html

※一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。
ぜひお知り合いにお声をかけてください。
当日のボランティアも募集中


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スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!
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日時:1月11日(日)
14時開場/14時30分開始(14時から映像上映あり)
16時45分終了(デモ出発は17時00分)

場所:四谷地域センター・多目的ホール(12階)
地下鉄丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分(四谷方向に
向かってまっすぐ歩き、右手/新宿区内藤町87番地)
http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/page002.html

■アピール:
阿部浩己さん(国際人権法/神奈川大学法科大学院教授) 
鵜飼哲さん(ティーチイン沖縄/一橋大学教員) 
小倉利丸さん(ピープルズプラン研究所/富山大学経済学部教員) 

■リレーアピール: 
国富建治さん(新しい反安保行動をつくる実行委員会) 
杉原浩司さん(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン) 
園良太さん(憲法カフェ)
北林岳彦さん ほか 
※当日の飛び入りアピールも受け付けます。

■デモ:
四谷地域センターを出発し、新宿方向に向けてデモを行います。
※出来るだけ、各自で手作りのプラカードなどを持参して下さい
(主催者側も用意します)。

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イスラエルはついに地上戦を開始しました。40年以上も占領を
続け、人権を侵害して苦しめてきた人々を逃げ場のない空間の
中で追いつめて殺すという、こんな酷い行為は一刻も早く止めさ
せなくてなりません。

イスラエルを非難する国際的な声は鈍く、多くのマスコミはイスラ
エルとハマースの「暴力の応酬」という構図を作り上げて事態を
矮小化し、イスラエルの占領行為を免罪しています。しかし
2006年のレバノン戦争と同様、イスラエルが「自衛」戦争を
演出し続けなくてはならないような事態を作り出したのは、
他でもないイスラエルによる占領です。

ガザのむごい光景は、私たちの無惨な日常生活の延長上に
あります。アメリカのイラク占領を支援するためイラクに自衛隊
を送り、インド洋で給油活動を続けることでアフガニスタン攻撃
を支えて来た日本。目先の「安全」や政権の安定を得るために
「対テロ」の名目で人を殺すことが当たり前のようになっている
世界。もうこりごりです。
この日本社会の中から、今こそ戦争と占領をやめろ!という
声を大きく響かせましょう。

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主催:「スピークアウト&デモ
:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!」実行委員会

<連絡先>
メールアドレス:speakout.demo@gmail.com 
電話:090-6498-6448
郵便物送付:〒162-0823東京都新宿区神楽河岸1 - 1
 東京ボランティア・市民活動センター
 メールボックスNo.114 ミーダーン
〈パレスチナ・対話のための広場〉気付 

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★ガザ封鎖解除署名、お済みになりましたか??
===========================

12月1日から継続しているガザ封鎖解除を求める署名、
あなたはお済みになりましたか??

今回の軍事侵攻が始まる前に開始したNGO共同の署名は、
現在も継続中です。

封鎖によって医薬品も救援物資も搬入ができず、
燃料不足や停電により負傷者の治療も困難です。
戦火に追われた人々が逃げていくこともできません。

ぜひ、まだの方は、インターネット上から、署名ください。
http://www.shomei.tv/project-433.html

携帯電話からの署名も可能です。
http://www.shomei.tv/m/project-433.html

署名TVでは、現在の署名者の数がわかります(1500人
を超えました)。
呼びかけや賛同に新たな団体が加わっています。

毎日100人ずつ増えています。ネット上にある他の署名者の
コメントにうなずいたり、知り合いの名前を発見するかもしれ
ません。なお署名そのものは実名でお願いしますが、ネット
上では匿名も可能です。

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★ウェブアクション by アムネスティ
「閉じ込めないで! 殺さないで!」
パレスチナ・ガザ地区への違法な攻撃の即時中止を
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2141

電子メール(だけ)ではなく、アピールハガキや手紙を送りたい方は、
こちらのサイトの例文、宛先をご利用ください。

▽アムネスティ広島グループサイト内
ガザ地区危機対応に御協力下さい!
http://ww3.enjoy.ne.jp/~snoma/gazacrisis.htm
==================================

★募金
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日本国際ボランティアセンター(JVC)

パレスチナ・ガザ地区への緊急支援にご協力ください
●クレジットカード募金も受付中!●
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/200812gaza.html
==================================
ガザ緊急募金にご協力を

今ガザへの物資の搬入は閉ざされていますが、さまざまな
試みがなされています。パレスチナ子どものキャンペーンでは、
現地や海外のNGOと協力して、可能な限りの支援活動を模索中です。
http://www.giveone.net/cp/pg/TopPage.aspx

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★ガザ地区から医師の報告翻訳

以下は中央ヨーロッパ時間の1月6日(火曜)午前9時半にドイツ
紙『南ドイツ新聞』の電子版に掲載されたものの翻訳です。インタ
ヴューの正確な日時が不明ですが、内容からしてガザの現地の
5日(月曜)の夜中あたりだと思われます。ガザには外国人記者
が入れないため、地上戦開始下の病院からの医師の報告として
貴重なものと考え翻訳しました。
この翻訳は「訳責;梶村太一郎/ベルリン」と明記された上で、
どしどし転送して下さって結構です。

原文;http://www.sueddeutsche.de/politik/752/453443/text/
ここではギルベルト医師の写真も掲載されています。

http://www.worldpeacenow.jp/090108-1.html

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★ガザのフリージャーナリスト、サファ・ジュディさんからの報告
******以下、転載・転送可******

私たちに残された最後のものを守るために

サファ・ジューデー
エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine
2009年1月5日

1月3日の夜、私たちは悟った。イスラエルの戦争大臣
エフード・バラクの言葉に正しいと言えるものがあると
したら、それは唯一、この侵攻が長いものになるという
ことだ。こちらの時間で午後9時15分、イスラエル軍は3
つの地点からガザ地区に入ってきた。F-16が上空から
掩護する中、ガザ市の東、そして、北部のジャバリヤと
ベイト・ラヒヤから、パレスチナの人々が住む地域に
戦車隊が進軍してきた。同じ時刻に、ガザ最南端のラ
ファにも、東南から戦車と歩兵部隊が侵入した。ガザ市
のミンタル地区には戦車砲と大砲の砲弾が雨あられと
襲いかかり、海からもガザ市に向かって戦艦からの
一斉砲撃が起こった。ガザ地区全域が包囲され、ミサ
イルと大砲の猛烈な攻撃が続いた。

続き
http://www.worldpeacenow.jp/090108-2.html

==================================

「ガザの市民の声」を、パレスチナ子どものキャンペーンの
HPから読む事が出来ます。
http://ccpreport.blog90.fc2.com/blog-entry-79.html

イスラエル平和運動の長老 ウリ・アブネリによる分析もぜひ
http://ccpreport.blog90.fc2.com/blog-entry-82.html
==================================
★シンポジウム

東京外国語大学・中東イスラーム研究教育プロジェクト
緊急集会「イスラエルによるガザ侵攻を考える」

詳細
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/fs-activities/event.html

日時 1月11日(日) 11:00 ・ 14:00(11時開場、11時15分開始)
会場 如水会館 1階 如水コンファレンスルーム
(参加費:無料、最大100名まで)
東京都千代田区一ツ橋2・1・1(Tel 03-3261-1101(代))
アクセス http://www.kaikan.co.jp/josui/company/access.html
・地下鉄東西線 竹橋駅下車 1b出口 徒歩4分
・地下鉄半蔵門線・三田線・都営新宿線 神保町下車 A8・A9出口 徒歩3分

講演者 酒井啓子(東京外国語大学・教授)
臼杵陽(日本女子大学・教授)
川上泰徳(朝日新聞・編集委員)
飯塚正人
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
黒木英充
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
山本薫(東京外国語大学・助教)
錦田愛子
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・非常勤研究員)

問合せ先 東京外国語大学中東イスラーム
研究教育プロジェクト事務局
Tel &Fax 042-330-5568/5618

==================================
★写真展

■転載、転送、熱烈歓迎■

イスラエルによるパレスチナ攻撃が行われています。
私に何ができるかと思ってきました。そしてささやかながら
私にできることは、今、イスラエルの砲爆撃にさらされ、
殺されている人々がどういう人たちなのか多くの日本の方々
にご覧頂いて、少しでも彼ら、彼女らの声に耳を傾けていた
だける機会になればと写真展とスライドトークを開くことにしました。
緊急事態の中での準備で、時間も手間もない中、こちらも緊急で
進めております。是非、会場に足をお運びください。また、
ご友人に、この写真展の案内などを、広げていただければ幸いです。

2009年1月8日 豊田直巳


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豊田直巳写真展 パレスチナ・ガザの子どもたち in MARU 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


期間 2009年1月13日(火)~25日(日)*16日はライブにつき休み   
会場 Gallery&Bar MARU 火・金 17:00・21:00
    土・日11:30・21:00 月休

西武新宿線 東村山駅下車 西口徒歩1分
東村山市野口町1-11-3 tel&fax 042-395-4430
*入場無料


スライドトーク 「パレスチナとイスラエル」
1月24日(土)19:00・  参加費・1杯付1000円

豊田直巳
東村山市在住 日本ビジュアルジャーナリスト協会会員
『パレスチナの子供たち』『大津波アチェの子供たち』(第三書館)
『子どもたちが生きる世界はいま』(七つ森書館)
『イラク 爆撃と占領の日々』(岩波書店)


豊田直巳 公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/n/toyoda/

豊田直巳 「戦火の子どもたち」写真展を広げる会
http://senka-kodomotachi.cocolog-nifty.com/blog/4/index.html

==================================
★グッドメディアアクション

CNNは、ガザ境界線に記者を置き、ガザ市民とりわけ子ども
たちの犠牲について繰り返し伝え、また国連安保理をライブ
で流しています。

伝え聞くところによると、NHKの、現場にいる良心的な記者
さんたちは、彼我の報道の「温度差」に苛立っています。
NHKをはじめとするマスメディアに、現地や国連や市民の動
きを報道するよう、働きかけませんか?
NHKは、安倍中川圧力問題のあと、現場の正論(「経営陣が
現場に口出ししていいのか」)が強くなっていると聞きます。
視聴者の声が、現場を後押しします。
もちろんNHK以外もそうですが、とくにNHKでは。
どうか、声をお寄せください。
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html

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★議員関連

麻生太郎首相[首相官邸](FAX)03-3581-3883
   [国会事務所]  (FAX)03-3501-7528
首相官邸「ご意見募集」 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
中曽根弘文外相           (FAX)03-3592-2424
小沢一郎(民主党代表)       (FAX)03-3503-0096
鉢呂吉雄(民主党ネクスト外相)   (FAX)03-3593-7272
犬塚直史(民主党ネクスト外務副大臣)(FAX)03-5512-2318
志位和夫(共産党委員長)      (FAX)03-3508-3735
福島瑞穂(社民党党首)       (FAX)03-3500-4640
田中康夫(新党日本代表)      (FAX)03-5512-2416
太田昭宏(公明党代表)       (FAX)03-3592-1019
綿貫民輔(国民新党代表)      (FAX)03-3504-2569
 
イスラエル大使館 [広報室/文化部](FAX)03-3264-0792
(駐日イスラエル特命全権大使 ニシム・ベンシトリット)
アメリカ大使館 (FAX)03-3505-1862
(J・トーマス・シーファー駐日米国大使)
==================================
嘯サの他
パレスチナ情勢
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/palestine/?1231338277

イスラエル軍のガザ攻撃一時停止、開始から数分で崩壊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090108-00000000-cnn-int

イスラエル国内・テルアビブで1万人が反戦デモ
http://www.labornetjp.org/news/2009/1231343225954staff01あ

イスラエル国防軍が開設した専門チャンネル。YouTube
http://jp.youtube.com/user/idfnadesk

ガザ侵攻 学校攻撃にイスラエル軍釈明、国連など反論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000041-maip-int

イスラエル軍が1日3時間ガザでの軍事活動停止、人道目的で=関係者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000488-reu-int

停戦への機運高まる=仏・エジプト収拾案の検討本格化へ-ガザ情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090108-00000000-jij-int

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
このメールは http://www.worldpeacenow.jp/ で
WORLD PEACE NOW News(緊急情報・関連する情報をお届けします。
情報送付希望として、ご連絡いただいた方にお送りしています。
ご不要な方は、同ページにてご解除ください。
info@worldpeacenow.jp
Vol.75改  編集:うちやま
━━━━━━━━━━━まるごと転送歓迎ここまで━━━━

2009年になりました

2009年になりました。

現在、事務所にいます。
昨日、21時頃からみんな集まって、紅白を見ながら鍋を食べて、そばを食べて、甘酒を飲んで年越し。スタッフの一人は「去年の今頃は知らない者同士だったんですよね」と不思議そうに言っていました。

「市民じゃ~なる」107号はもう少しで発行できそうなところまで来ているのに、まだ発行できていません。読者の方には、本当に申し訳ない状況です。

それでも、編集会議だけは欠かさず毎週開いています。肝心の「編集」の話は出来なくても、時事的な事柄や、それぞれの活動のことについて話し合ったりしています。

先日、事務所でこんな会話をしました。
「市民じゃ~なるも、活動をしないで、発行だけを目指せば、定期発行出来るんじゃない?」
「でも、自分たちの活動をしないで原稿を書いていたら、他のメディアで取り上げていることと同じ事柄を載せるようになってしまうでしょう」
「確かに自分たちの活動を載せることで、他のメディアで取り上げていない、独自の記事を載せることはできるよね」
「考えてみれば、それぞれが活動しているから、こんなに何ヶ月も発行できなくても、『市民じゃ~なる』は崩壊しないんじゃない?活動していなかったら、『じゃーなる』も無くなっているよ」

確かに、「市民じゃ~なる」が発行できなくても、スタッフ同士は活動を通して、繋がりは強くなっています。あとは何が足りないのか。足りない部分をなんとか補い、今年こそは、定期発行を目指したい。


また、今年はアメリカの金融破たんに端を発する経済危機が直撃するのは間違いありません。
そして、解散する、しないに関わらず、総選挙の年でもあります。国内の政治が動きます。

この現状をどう捉えて活動していくのか。そんな事を考えるとき、「市民じゃ~なる」には、一緒に議論し行動できる仲間がいます。

今年は定期発行を目指すと同時に、昨年以上に積極的に活動していきたい。大変なことではありますが……なんとか実現したいと思います。







月イチ発行を目指して―若いスタッフに期待

発送を終え、すでに読者の方々のところに届いた(はずの)市民じゃ~なる106号。
感想も少しずつ寄せられてきています。


Oさんから電話がありました。「『イラク開戦5年目』を書いたのは、ずいぶん若い子だね、こんな若い子がこんなしっかりしたことを書くんだ。」と驚いていました。写真を入れたからよりインパクトがあったのでしょうか。「彼女は『市民じゃ~なる』のスタッフですよ」と教えてあげました。

Kさんの家におじゃましたとき、「『沖縄報告』の記事は本当にいいよ。」と言ってKさんはファイルを見せてくれました。そこには「市民じゃ~なる」に載せた「沖縄報告」の記事のコピーがあり、「僕は気に入った新聞記事をこうやってファイルしておくんだ」と言っていました。元新聞記者のKさんが市民じゃ~なるの記事をこんな風に大切にしてくれて、うれしく思いました。

「九条の会・さいたま」の街頭活動で浦和駅前に集まったメンバーからは、「JRにも今回の『市民じゃ~なる』を寄贈した方がいいんじゃない」と言われました。今回の1、2面は「浦和駅前でのJRによる演説・ビラ撒きの活動妨害」について載せ、駅前での活動の正当性について論じています。


たまたま聞くことが出来た感想等は、「好評」のようでしたが、編集部としては、3月、せめて4月に発行できていたら、という思いでいっぱいです。やっぱり記事は新鮮じゃないと……。影響力も遅れた分だけ、小さくなってしまいます。月イチ発行ができるようになりたい。

「編集だより」にも書きましたが、前号発行後、スタッフが2名増えました。27歳と30歳の男性です。だから、今の中心スタッフは、20代2名、30代2名、40代2名、50代1名の計7名。(女性が「イラク」の記事を書いた「きょん」ちゃんと私だけというところが、バランス悪いですけど)

新しい若いスタッフが活躍して、市民じゃ~なるが毎月発行できるようになるといいな、と思っています。そのためにも、一緒に活動しながら、話し合いながら、「市民じゃ~なる」の意義を考え、お互いに高めていけるように、進めていきたいと思います。

明日の編集会議では、それぞれの記事の批評をする予定。私も「たたき台」や「うめくさ」も含め5ページ分くらいは記事を書いているけれど、あんまり納得できるようなモノではないですね。自分にも他人にも厳しく批評しなければ、と思います(キツイけど)。


プロフィール

市民じゃ~なる編集部

Author:市民じゃ~なる編集部
「平和・人権・自治と共生をめざす草の根ジャーナリズム」。地域の草の根として発信するミニコミメディアの編集部のblogです。
メール:osanai@jca.apc.org
TEL 048-834-1232
FAX 048-833-6861
郵便振込:00150-2-144707
(名義:市民じゃ~なる)
〒330-0061
さいたま市浦和区常盤3-18-20-803

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