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2月12日 埼玉で小沢一郎講演会開催

2月12日浦和で小沢一郎講演会を開催
埼玉でも自由党の県連づくりが始められ、そのお披露目イベントとして、小沢一郎講演会が開催されます。

4野党の中で組織的に最も弱体でありながら、共闘の結び目として、また、市民と野党の共闘の弱点である中道・保守への浸透回路として期待される自由党が、全国の各地で開始された県連づくりに、遅ればせながら埼玉でも続けとばとばかり小沢一郎講演会を企画しています。
  日時 2月12日(日)  開場18時20分~  開会18時45分~
  会場 さいたま市浦和コミュニティセンター(第15集会室)

      (JR浦和駅東口1分、正面パルコの上9階)
  アクセス http://www.saitama-culture.jp/urawacom/access.html
小沢一郎講演会

これに先立って 2月9日(木)16時より浦和駅西口で、約2時間事前の街頭宣伝を行ない、18時30分から浦和コミセン第1集会室で当日の準備の打合せを行います。なお、2月12日の当日には16時からは浦和駅東口で事前の街頭宣伝を行ないます。

これらの街頭活動や、打合せ会議への参加、自分の周りでビラの手渡しなどお手伝いくださる方はご連絡をください。
自由党埼玉県連 049―284-5554 または osanai@jca.apc.org サポーターの長内まで。



震災ガレキ問題で上田知事の発言を検証

ツイッターで発信したものをまとめてみました。(リンク処理ではなく手動で)

知事発言の検証① 「市民じゃ~なる」のスタッフが震災ガレキ受け入れ問題で12月8日埼玉県議会での上田知事発言(「『積極的にやるべきだ』というようなメールが多々来るようになりました」)を検証するため、埼玉県に情報公開請求を年末の御用納めの日(12月28日)におこないました。

知事発言の検証② 情報公開請求は「震災ガレキの受け入れに関わる県民からの意見すべて」という内容で、期間は昨年の3月11日以降、請求日の12月28日までのもの。それが、年末年始をはさみ1月20日情報公開となり、公開文書488枚を全文コピー(1枚10円で)してきました。

知事発言の検証③ 以下その内訳。公聴広報課(すべて知事宛てメール)反対198件、賛成8件、不明10件。資源循環推進課の(ガレキ問題を担当する課)電話分:反対132件、賛成5件、不明8件。メール分:反対66件、賛成1件、不明5件。合計:396件、賛成:14件、不明:23件。

知事発言の検証④ 合計件数433件(公開頁488と会わないのは1人が1~3頁の方がいるから)で反対率91.45%、賛成率3.23%、不明率5.31%でした。次にこれらの特徴を簡単に整理します。

知事発言の検証⑤ 早い時期のガレキ受け入れ賛成メールは1件だけ。昨年5月17日「私は廃棄物および資源の回収、収集運搬業をしております」と名乗る方が、産廃協会や再生資源協同組合の団体や加盟する企業にがれき処理の役割を発信してみてはと、県の率先した行動を提案していました。

知事発言の検証⑥ 一方、ガレキ受け入れ反対の表明は、当時ガレキ問題の報道があったとして昨年の4月13日に数件の反対メールが出され、以後も飛び飛びにメールが続きます。そして10月頃からガレキ問題の報道が大きくなるにつれ、反対表明のメールが増えていきます。

知事発言の検証⑦ 特に、上田知事の県議会での受け入れ表明の報道があった12月9日からは、洪水のように県民からメールと電話での問い合わせと抗議・反対がなされています。(全体の9割以上)これに対して、上田知事名の「回答メール」が出され(どんな意見、質問でも同一の内容でした)

知事発言の検証⑧ どちらともいえない態度不明の方が5.31%いらっしゃいます。この内訳は、単なる質問だけにとどまっている方と、一旦反対表明しながら知事の直接メールをもらい、その「誠意」に感動し「国の基準以内で汚染したものは入れない」との知事の言葉を信じると転換した方です。

知事発言の検証⑨ なぜか理由は分かりませんが、ちょっと面白い傾向に気づきました。知事の震災ガレキ県内受け入れ表明の報道があった12月9日以降、反対派の猛烈な表明が続く一方で、その日に賛成派の2件の表明があったきり、以後、どういわけか全然なくなってしまいました。

知事発言の検証⑩ こうして情報公開制度を使い3月11日以降、県民から寄せられたガレキ問題の意見を具体的に検証した結果、上田知事が埼玉県議会や記者会見で述べた「『積極的にやるべきだ』というようなメールが多々来るようになりました」との事実は途方もない思い込みか捏造のたぐいと結論付けることができると思います。県民を舐めてはいけません。

知事発言の検証・付録 気になることが1つ。12月15日県に賛成メールの件数を聞いた時16件、別の人が20日頃19件と聞いたが、情報公開では14件のみ。12月10日以降は増えていないはず。当方が不明と分類した(知事メールで軟化した人)を加えていないとその数字は出ようがない。

知事発言の検証・付録2 トンデモ賛成派の方が。Q:東京都は1万㌧の瓦礫を受け入れるといっているが、埼玉県では100万㌧受け入れるべきだ。A:現在は、受け入れ可能な市町村が県内にありません。Q:だったら私が受け入れる。その結果720万の県民がみな逃げてもかまわない。Qは産廃業者かも、Aは資源循環推進課職員。



















埼玉県のガレキ受け入れをめぐって

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県民からガレキ受け入れのメールを根拠に、埼玉県の上田知事が震災ガレキ受け入れ表明。その報道で資源循環推進課に抗議の電話。その際、県民からどれだけ受け入れのメールがあったのかと質したところ、たった「16件」という答えだった。県民のメールは知事の結論のダシに使われたことが明白。
12-28 00:50

埼玉・ガレキ② 一般にゴミ処理は市町村の仕事。従って埼玉県には直接ゴミ処理の現場を持っていない。それなのに、上田知事が震災ガレキの受け入れを表明できたのは、「リサイクル」事業の名目で、9都県市の産廃の最終処分施設として「彩の国資源循環工場」という現場をもっているからだ。
12-28 01:03

埼玉・ガレキ③ 「彩の国資源循環工場」は、埼玉県寄居町の山中を切り開いた広大な敷地に各種の「リサイクル」工場が建っている。埼玉県が用地、オリックスが融資。建設廃材から下水汚泥など各種産廃の「リサイクル」会社が工場を建て、9都県市以外からも産廃を集め経営している。(PFI方式)
12-28 01:21

埼玉・ガレキ④ 震災ガレキは、放射能ガレキでもあり、上田知事の「受け入れ表明」に怒った住民が県に電話すると、「彩の国資源循環工場」http://t.co/7p0l2Lrf担当の資源循環課に回される。ここに抗議しても「何も決まっていません」と言われ、事態を楽観させられてしまう。
12-28 02:04

埼玉・ガレキ⑤ しかし、実態はそんなに甘くなかった。「彩の国資源循環工場」のひとつに「ヤマゼン」という会社の工場が、いわき市からの焼却灰を以前から受入れており、原発事故後もそのまま継続されていたのである。「ヤマゼン」は、その焼却灰を土木資材(再生砂)として出荷しているのである。
12-28 02:13

埼玉・ガレキ⑥ 震災ガレキの県内受入れに反対する緊急のミーティング。12月28日(水) 18時~ 喫茶「ルノアール」(川越駅前ビル・マイン2F) ガレキ問題のことで情報交換や年明けの行動なども意見交換する予定。出席可能な方は長内までご連絡を。携帯090-1267-1252
12-28 02:21

埼玉・ガレキⅡ 27日の上田知事の毎週火曜日の定例会見で、ガレキ問題に言及。web上では、YOMIURI ONLINEで「がれき受入れ知事が調整」http://t.co/Dqd8bAqvと出ている。記事中の「最終処分場・県環境整備センター」は、「彩の国資源循環工場」と併設施設。
12-28 13:41

埼玉・ガレキⅡ② この関係を有体に言えば、持ち込まれた各種産廃の処理施設群「彩の国資源循環工場」から出る焼却灰やスラグを、併設の「県環境整備センター」の敷地に埋める一体施設となっているのだ。
12-28 13:51

埼玉・ガレキⅡ③ 27日の上田知事の定例記者会見でのガレキ問題の発言要旨は、28日付の埼玉新聞の「知事会見録」の最後に「被災地のがれき受入れ」の見出しで掲載されている。埼玉新聞のwebサイトには出ていないので紹介したい。
12-28 13:58

埼玉・ガレキⅡ④ 記者:12月県議会で県内の市町村・一部事務組合に受入れを要請する意向を示したが、具体的な進展はあるのか。知事:具体的な形では、まだ十分進んでおりません。処理能力のある市レベルで内部での検討が進められている状態です。
12-28 14:20

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今年もよろしく お願いします

2010年の念頭にあたり、皆様に、「市民じゃ~なる」の定期購読をはじめ、原稿執筆・情報提供・行動参加などさまざまな協力に感謝申しあげます。お蔭さまで、本紙の発行・運営体制は徐々にではありますが、確実に再建の途につきつつあります。編集スタッフ一同、「平和・人権・自治と共生をめざす草の根ジャーナリズム」を掲げた「市民じゃ~なる」の定期発行への一層の努力を誓い、ご挨拶とさせていただきます。

さて、今年最初の編集会議(1月3日)は、正月気分も抜けないまま、常連の6人が集まり初顔合わせをしました。各々、今年の抱負を述べあい、自分としては、政権交代の情況の中で地域末端の住民・市民運動に関わる者として、主に4つのことを表明させてもらいました。

①「市民じゃ~なる」の定期発行: 昨年2月から新編集長のもと、事実上の再刊から1年間なんとか毎月発行できたことにより、読者からの信頼を少しづつだけど回復しつつある。そのことをベースに色々な活動をしている読者の皆さんに執筆依頼が可能になってきていることを反映した編集を行なっていきたい。

②普天間基地撤去、新基地建設反対、沖縄への連帯活動: この活動の意義を強調し、年末に取り組んだことを第一歩として、埼玉での反戦・平和運動を湾岸戦争時(90年代)の非社共系の全的な共同行動(埼玉市民行動)を再構築の手がかりにしていきたい。

③県内の自治体議員(無党派独立・市民派系)の連携: 県内の無党派独立・市民派系の議員は各自治体で様々なテーマの地域的課題で活動しているが、関連する国の自治体政策の動向や、各地での様々な抵抗の経験や方法について少しでも共有できるようにしていきたい。

④来年の統一地方選挙への準備: 上記の活動をやりきりながら、来年の統一地方選挙において無党派独立・市民派系の人々と超党派共闘ができる立候補者について可能な限りフォローしていきたい。

以上は、自分でも実現可能性について疑問の残る野心的すぎるものですが、もちろん、これは長内の個人的な活動方向として抱負を述べたものです。

なお、編集会議としては、1月号の内容と原稿分担の確認、発行予定としては1月11日としましたが、まだ、原稿が揃っていないので、のっけから不安に陥っています。

(経)

新政権発足にあたり、発想を転換する

 昨日の総選挙の結果、自公合体政権が崩壊し、民主党が圧勝した。各紙がこの結果について、国民から民主党が積極的に支持されたのではなく、自公政権への批判、審判、拒否などと指摘している。
 その点は、ほとんどの人々にとって認識は共通であろう。編集子もまた、昨日の結果が必至の情勢と考え、本紙113号(8月20日発行)のコラム「困民党」に有権者としての気持ちを以下のように書いた。

以下貼り付け

 初めて選挙で政権交代が実現される歴史的な総選挙の最中だ。暮らしの基盤をトコトン破壊し、主権者を舐めきり、散々痛めつけてくれた自公合体政権を、その座から引きずりおろす「お祭り」だ。今更、自公の「マニフェスト」なんぞ読むつもりもない。これまで、野党なのに自公の悪巧みに体を張らなかったのを幾度も歯噛みしてきたが、あまりに酷い害毒を取り除くには、もう選り好みの暇がないから、民主党を受け皿に政権のお鉢を回すしかない。でも、自公政権を退場に追い込む政権交代で世の中が一挙に好転するとも思っていない。この大きな変化の局面をどう活用するのか、むしろ、その政治的アイデアこそ問われることも分っている。自公に向けられた人々の牙が再び新しい政権に向かうことのないように、民主党は渡される圧倒的な議席に酔うことなく、本当に「何をなすべきか」をよくよく弁えて欲しいと願っている。

貼り付けおわり

 自公を倒したものの、多くの人々がこのドラスティックな「民主党圧勝下情勢」に対して、早くもネガティブともいえる警戒的コメントが溢れるようになり、その対策的な様々な方針的な考え方が流れるようになっている。

 編集子としては、こうした危惧は共有するものの、自公に対抗したさまざまなイシューの市民運動にとって、むしろ、日本の近代史の中で初めてともいえる「戦略的優位の情勢」をどのように生かしていけるのか、あらゆる創造的アプローチのを試みることにより、この情勢を生み出した人々の思いと力を社会的成果として定着させる必要があるのではないかと、発想を転換していきたいと思う。
(経)

オバマの大統領就任演説にはガッカリ

9・11以来、ブッシュの始めた「テロへの戦争」がつくりだした世界の現況にうんざりしていて、米大統領選挙でオバマが勝ったことに少し溜飲が下がる思いがその時点で確かにあった。

その後、シオニストのエマニュエルを首席補佐官としたこと、リーマン・ショックの後でブッシュのとった金融恐慌への対処を何の対案もなく全面支持したこと、「テロへの戦争」政策を継承するために国防相を留任させたこと、難民となっているパレスチナ人への同情が寸毫もなくイスラエルのガザ・ホロコーストへの黙認とつづき、すっかりオバマへの期待値が下がってしまっていた。

それでも、「黒人初の大統領」であり、奴隷解放を果たしたリンカーンにあやかるパフォーマンス情報が流されたりしたので、大統領就任演説には、選挙戦の「CHANGE」「YES, WE CAN」の流れを受けた演説の言葉なり、「人民の 人民による 人民のための政治」を意識したフレーズを口先だけでもするものと思っていたのだ。

しかし、そこには何も無かった。「オバマ現象」を担った人々が、オバマに期待した「CHANGE」「YES, WE CAN」の中身は大統領就任の第一歩のところで見事裏切られたのだった。

実際、人々がまず、耳にした言葉は、現実に直面している困難の原因をなんと「一部の強欲で無責任な人々のせいだけでなく、皆が困難な道を選び次の世代に備えることができなかった結果」と信じられないことをのべ、これまでの指導者や経営者を免罪し、人々の全体の責任に帰しているのだ。これだけでも十分白けるけどね。

その後は、アメリカの歴史の栄光を一方的に称え、世界に仇名した過去の所業への開き直りと合理化に終始し、国民へ献身と責任を求め、直面する課題に対しては、抽象的な自信・決意・勇気を掲げている。

さらに、破産した目の前の市場主義の結果を認識できず、いまだに市場の価値を唯一無二の至上化を謳っているあたりは全く信じられない。

軍事面では、世界から蛇蝎のごとく嫌われているにもかかわらず、「世界の憲兵」である地位を死守するとし、過去のファシズム・共産主義への勝利した正義性によって「テロへの戦争」にも必ず勝利すると決意をのべ、ブッシュ路線を引き続きひた走るらしい。

また、米国の多様性が世界の多様性を統合できる根拠と主張し、新しいパックスアメリカーナを先導できるとも宣言している。その上で、イスラムに対して「争いの種をまく」人々に「審判が下るのだ」と決めつけ、傲慢にも「汚職と欺き、異議を抑圧することで権力にしがみつく者たち」が軍門に下るなら「手を差しのべよう」と挑発しているのだ。ここまでイスラムを虚仮にした以上、オバマの手でパレスチナ問題も、イラクもアフガンも戦火を拡大することできても、解決することはできないでしょうね。オバマの体現する「多様性」についても、相手を騙すための手づるをたくさん持っているというレベルなのでしょう。

最後に、人々に耐乏生活と献身と責任、自信・決意・勇気を強調し、そうすれば神の祝福があると締めくくっているのだ。ほんとに何様?という感じですね。

まとめると、これまでの指導者たちの責任を免罪し、従来路線の合理化と継承を掲げ、それで足りない部分は人々に責任と義務を要求し、現実的なテーマについては抽象的な預言者のごとき物言いに終始しており、そして、全編にわたってほとんど全くといってオバマ自らが何をなすのかをのべていないのが特徴でした。

これらの一体どこが「CHANGE」なのだろうか、ただ無責任かつ傲慢な保守政治の内容をスリムな「黒人の政治家」がよく通る声で語ったというだけではないか。

(経)

弱り目にたたり目

本日夕方、「市民じゃ~なる」105号(2月10日付け)の発送をようやく終えた。

当初、約1年ぶりの「再刊」に向け2月8~9日の印刷・発送の予定だった。実際、ほとんど編集も終わり版下もほぼ上がっていたのだけれど、これから作業にかかろうかというタイミングで、吉田一郎がポスティング用チラシを印刷している最中、「ガシャーン!ドーン!」とすごい音とともに、モニターに「至急メンテナンスに連絡してください」の表示とともにまったく動かなくなってしまった。

印刷機は、土日祭日明けの12日の昼にメンテナンスが来て回復できたが、その時は既に「九条の会・さいたま」の「平和に向かって」9号の編集・発行のスケジュールで人もあつまり作業が進行中、「市民じゃ~なる」105号は後回しに。その上、おんぼろ印刷機は本来ならA3ワイド判が通せるのだが、積年の無茶な使用で印刷可能範囲がB4位まで狭まっていて、同封のA4サイズのチラシ準備はできるがA3サイズの印刷は無理と判明。「平和に向かって」も、本紙105号も他所で刷らざるを得なくなってしまったのである。

他にもなんやかんやと予期せぬことばかりつづき、段取lりも準備もみんな吹っ飛び、以前1日でやっていた、印刷(封筒、振込み票、宛名シール、チラシ類、本紙)、発送作業(宛名シール貼り、本紙折り差込、封入)が、結果としてまるまる1週間かかったことになり、郵便局に持ち込めたのが本日2月16日になってしまった。

これまでで一番つらく時間のかかった発行でした。

原因はハード面のトラブルだったので、今後のために、印刷機のオーバーホールと折り機のメンテナンスの整備だけはすぐにやっておきたい。
(経)

あけましておめでとうございます

事務所で07年の大晦日の夕方から小高と「市民じゃ~なる」の年賀状の作成―発送作業を開始する。私は途中テレビの格闘技番組に目をやりながら(6、8、10チャンネルが比較的よく映るので6チャンに固定している)だらだらと作り始める。

小高は新都心の郵便局に官製の年賀はがきの購入と名簿整理。宛名シールにするのだけど、財政上の都合で発送数を450枚に限定するため絞り込むのに迷いながらキーボード前で居眠り……。

7時半ごろ編集長の吉田一郎が恒例のチラシ印刷に事務所に来た。議員になってから年末・年始にかかわらず、ほとんど毎日のように色々調査を行い、それを新しいチラシに作成し、自らポスティングを続ける姿勢は驚嘆に値する。

家事のため一度帰宅した小高が「紅白」が終わった頃、事務所に戻って、年越しのそばならぬうどんと酒粕の甘酒を江上と私のために作ってくれた。

年賀はがきの印刷を終えたのが年明けの4時頃、発送名簿の選別を小高にまかせ、事務所の押入れに潜り込む。10時過ぎに起こされ、宛名シール貼りを終えたのが12時過ぎ、それを小高が新都心局に出しに行く。

以下、年賀状の文章を貼り付けます。レイアウトは「市民じゃ~なる」本紙のスタイルです。

…………………………………………………………………………………
あけましておめでとうございます

 「市民じゃ~なる」は、104号以来、休刊状態となって、読者のみなさまにご迷惑をかけています。
 原因は、創刊時のコアテーマであった「合併問題」の収束により、当初からのスタッフが離脱し、編集・発行能力が著しく低下したにもかかわらず、地域的なポジションから引き受けている様々な活動に忙殺される構造を改善できなかったことにありました。
 こうした関係は、根本的には変えられないのですが、本年月号からの再刊に向けて関われるスタッフで編集会議を再建してきましたので、まもなくお手元に本紙を届けられると思います。

07年トピックス
▼一昨年9月安倍改憲内閣が登場して以来の「九条の会・さいたま」の街宣活動(06年は毎日、07年からは週2回)を担ってきました。
▼PACⅢミサイルの全国配備の最初となる入間基地導入反対闘争に取組みました。(3月)
 現在、首都圏ネットを準備中。
▼本紙編集長の吉田一郎がさいたま市議会選挙において「相川市政と全力で勝負、政務調査費の廃止、大宮独立」等を掲げ、当選しました。(4月)
▼県議の海外視察中の買春疑惑を追及してきた小高真由美が「海外視察廃止、女性議員の進出」等を掲げ桜区で県議選に立候補、あと一歩まで善戦、4名の問題県議の落選を実現。(4月)
▼市民グループで知事選を取組もうとするも力不足で挫折。(7月)
▼参議選の結果を受け、直後「安倍やめろ」デモ15人で敢行。(8月)
▼夜遊び県議を追及してきた活動をまとめ、「週刊金曜日」のルポルタージュ大賞に応募、小高が佳作に入賞しました。(9月)
▼3年毎の朝霞観閲式反対デモに取組む。(10月)
▼「極東アジアの新情勢」と題する鄭敬謨さん講演会を開催。(11月)
▼基地跡地に国家公務員住宅建設構想で揺れる朝霞市議選に「住民投票」などを掲げ弁護士の小山香さんが立候補―当選、全力で応援。(11-12月)
▼埼玉県で初めて「裁判員制度はいらない!埼玉集会」を取組みました。(12月)
▼今年もまた年連続で豊田勇造ピースライブを開催。(12月)

今年もよろしくお願いします
編集部スタッフ一同

…………………………………………………………………………………

今年に向けた抱負が書かれていない点などちょっと気になりますが、ほぼ一年間発行していなかったので報告を中心にさせてもらいました。

(経)

「埼玉市民運動情報」blog開設

「埼玉市民運動情報」
http://shiminj.blog.shinobi.jp/

「市民じゃ~なる」の読者なら、本紙の裏表紙に市民運動のイベント案内欄の「掲示板」をご存知だと思います。昨夜の編集会議で、そのWeb版として「埼玉市民運動情報」ブログの設置を決めました。

「市民じゃ~なる」は、昨年の安倍内閣の登場以来、教育基本法の改悪、自衛隊の省昇格―米軍再編、憲法改悪という緊迫した情勢の中で、積極的な街宣活動に転じ、さらに、この春の選挙への挑戦などで、大きく崩れた編集・発行体制の立て直しを図っているところです。そうした努力の一環として、この「市民じゃ~なる編集部」ブログを設置し、編集スタッフの日常的な活動や考えをできるだけオープンにしていく予定です。

「埼玉市民運動情報」ブログを設置する理由は、「市民じゃ~なる」の日頃の市民運動的な付き合いの中で、「掲示板」への掲載を期待して寄せられた情報や、活動のかかわりで知りえた情報など、定期発行の崩れで無為になっている現状を克服するため、そして、イベント情報をできるだけ集められるようにすることと、それをスピーディに発信できるようにしていくためです。

「埼玉市民運動情報」ブログの設置の理由は、以上のとおりですが、私としては、こんなセコイ経過を超えて、結果として埼玉の市民運動に役立つブログとなっていけたらいいなと考えています。

ぜひ、埼玉の市民運動イベントの情報を編集部にお寄せください。
市民じゃ~なる編集部 shiminj@jca.apc.org
(経)

着々と進む「やらせ教育改革」の基盤整備

 昨年、やらせタウンミーティング、未履修問題と公文書偽造など数々の不祥事の発覚にもかかわらず、「臭い物に蓋」をしたまま、第165臨時国会で「新教育基本法」を非難轟々の中、強行採決しましたね。
 その次のステップとして、今国会に教育関連3法の改悪案が上程され、5月18日衆議院で可決、22日から参議院の審議が始まっています。この法案について何の理解もないまま、間もなく可決・成立という状況に追い込まれています。
 そこで、【緊急学習会】『教育はどう変えられちゃうの?』(共催:教育と自治・埼玉ネットワーク・子どもの人権埼玉ネット、13:30~) に参加してきました。
 学習内容と講師は、教育関連3法ごとに次の通りです。
  1.学校教育法「改正」法案
     藤田昌士さん(元立教大学教授)
  2.地方教育行政の組織及び運営に関する「改正」法案
     林 量俶さん(埼玉大学教授)
  3.教職員免許法などの「改正」法案
     片岡洋子さん(千葉大学教授) 
 詳しい要点は、本紙の載せたいと思いますが、急ぐ方は当日のレジメ資料を持っていますので、一報ください。
 なお、講義の後、休憩を挟んでの質疑・意見交換には、同時刻に設定されている別の学習会に行くため参加できませんでした。

 この学習会とは別に、関連情報として、自由法曹団の「教育3法案国会審議についての公開質問状~法案審議の前提としての明らかにされなければならない101の質問」が、入手しやすい資料です。
 自由法曹団のホームページから以下のURLで見ることができます。http://www.jlaf.jp/jlaf_file/070606situmon.pdf

(経)

プロフィール

市民じゃ~なる編集部

Author:市民じゃ~なる編集部
「平和・人権・自治と共生をめざす草の根ジャーナリズム」。地域の草の根として発信するミニコミメディアの編集部のblogです。
メール:osanai@jca.apc.org
TEL 048-834-1232
FAX 048-833-6861
郵便振込:00150-2-144707
(名義:市民じゃ~なる)
〒330-0061
さいたま市浦和区常盤3-18-20-803

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