2010/01/18
1月17日沖縄に連帯する埼玉市民行動の報告です。
前月の12月27日に続き、1月17日浦和駅西口において40人の参加でリレートークとチラシ配布、デモ行進を予定通り行ないました。
●リレートーク(14:05~15:15)14時丁度に浦和駅西口に街宣車到着。横断幕とメッセージボード、パネル写真等をを路上に並べ、既に到着していた10数名に配布用のチラシを手渡し、リレートークを開始。
司会は、本紙スタッフのEとK。
まず主催者として、12月27日に、沖縄の普天間基地移設問題で政府の姿勢が揺らいでいることから「埼玉から沖縄に連帯し声を上げよう」と、第1回を年末の忙しい中の緊急行動として20人の結集で取り組むことができたこと。このことで少なくとも5月までの毎月1回の連続的な取り組みの基盤となり、1月17日が実現できたことを確認し、地域から沖縄に連帯する行動をさらに広げていげていきたいとのべました。
リレートークでの発言者
①Oさん(沖縄反戦地主の会・浦和:浦和)
②Fさん(知ろうよ!学ぼうよ!沖縄を:浦和)
③Nさん(安保条約無効訴訟の会:狭山)
④Iさん(比企市民ネットワーク:東松山)
⑤Sさん(九条改憲阻止の会:所沢)
⑥Yさん(「平和の声」市民ネットワーク:入間)
⑦Hさん(草莽・埼玉:大宮)
⑧Oさん(九条の会・さいたま:大宮)
⑨Tさん(平和資料館を考える会:熊谷)







Tさんの発言終了を待ち、デモコースの説明とコースの一部にある車両進入禁止の狭い商店街での条件(デモ隊列を2列にする)に対する注意を説明し、駅前ロータリーの中にある通称「中の島」のデモ出発地への移動。
●デモ行進(14:20~16:00)デモコースは、浦和駅西口から県庁通りを直進して県庁の東門口で折り返し、再び県庁通りを戻り、旧中山道との交差点でそれを左折し北上、旧中山道と交差する裏門通り商店街に右折して進入し、JR京浜横浜線横の通りにぶつかるT字路を右折して浦和駅西口前の伊勢丹前の歩道で流れ解散。この間全長1.4㎞と短く設定していました。当日の参加者は40人、カンパ9031円でした。
またデモ用のグッズとして、キャラコ布にマジックインキで「普天間基地即時撤去! 新基地建設反対!」と書いた横断幕、A2判の両面に文字を拡大して貼り付けたアピールボード(厚さ10㎜のウレタン製)17枚、さらにA5判のメモ(表面は、デモの際の1・17の行動の位置づけとシュピレヒコール案、うら面は、デモコース図とその注意、次回デモの日程、主催者への連絡先)を用意。
デモを盛り上げるコールの指揮者は、Aさん(広範な国民連合・埼玉:上尾市議)にやっていただきました。
※その案文内容
1・17沖縄に連帯する埼玉市民行動
1月24日投開票の名護市長選が本日、告示されました。現職の島袋市長は、自公旧政権の日米合意通り、ジュゴンのすむ辺野古の海を埋め立て、最新式の海兵隊基地建設を推進しようとしています。これに対抗するため、沖縄の民意である普天間基地の「県外・海外」移設を主張する全ての勢力が団結し、元名護市の教育長だった稲嶺進さんを統一候補に押し立て、激しく闘っています。この選挙は、明日1月18日から始まる第174通常国会の論議の方向や、鳩山内閣の「月までに結論」を左右する最大の焦点です。
私たちは、鳩山内閣が民意に沿った決断ができるよう、地域から沖縄に連帯する声を上げ、全国の人々とともに闘います。
【シュプレヒコール案】
① 辺野古に基地を作らせないぞ!
② 辺野古に移設を許さない稲嶺候補を応援するぞ!
③ ジュゴンのすむ辺野古の海を汚すな!
④ ジュゴンを守る稲嶺候補を応援するぞ!
⑤ 普天間基地を即時撤去しろ!
⑥ 新基地建設に反対するぞ!
⑦ 「日米合意」は選挙で反故にしたはずだ!
⑧ 岡田・北澤・前原は米国の顔色を覗うな!
⑨ 鳩山内閣は沖縄の声を聞け!
⑩ 民主連立政権は選挙の約束を守れ!
⑪ 沖縄に基地はいらない!
⑫ 日本のどこにも基地は作らせないぞ!
⑬ 米軍は日本から出ていけ!
⑭ 日米安保を破棄するぞ!
⑮ 沖縄の人々と連帯して闘うぞ!
⑯ 全国の人々と連帯して闘うぞ!
(実際は、大分アレンジされていました)













●今回の取り組みの意義①名護市の市長選挙という沖縄の民意を明確に示す一大決戦の告示日に埼玉から声をあげ、統一候補として稲嶺ススムさんを擁立した沖縄の闘う人々と連帯を示し得たことです。
②前回より取り組みの核が、「市民じゃ~なる」単独から、「沖縄反戦地主の会・浦和」「知ろうよ!学ぼうよ!沖縄を」「九条改憲阻止の会」の埼玉メンバー、「草莽・埼玉」「九条の会・さいたま」「平和資料館を考える会」などに広がり、参加人数が前回の20人から40人へと拡大したことことです。
③現場に集った活動家との交流で、また、それを沖縄に連帯する1月30日行動の取り組みと結合することで、12月・1月浦和から2月21日大宮へというように開催地が平行移動するだけではなく、埼玉県下の各地で、小規模でも違う主催者が同時的に、あるいは連続的に開催する構造づくりの可能性が開けたことです。
●今回の取り組みの反省点準備の問題点として、相談会(1月10日)を持てたたのですが(前回よりまし)、その取り組み枠組が決定的に狭く、かつ力量が弱いことです。それはまだ、準備段階で各グループ間の連携と分担が可能な十分なコミュニケーションができていないということです。
その結果、
①行動への参加を呼びかけるチラシの作成ができていないこと。
②リレートークでは、前回1人5分程度と確認していた持ち時間を司会担当者に今回伝え忘れ、13人ほど予定してた発言者が結果的に9人しかマイクを握れませんでした。
③作成した通行人への配布用チラシがA4片面印刷で、写真・図表などの工夫ができず、しかも、リレートーク中、約30分足らずで(650枚)が尽きてしまいました。(その結果的に参加者が持参してきた1月30日の東京行動のチラシを目一杯配布できました。)
④街宣グッズとして、パネル・写真が少なく、旗・のぼりなどが全くなかったことです。
⑤デモ行進中、ギターやリズム系の音源をと奏者を用意できませんでした。
(経)