fc2ブログ

121号(4月号)目次

◆4月号(121号)目次
1面
米軍退去と安保破棄に繋げよう
日本の民意を示すときだ!!(長内)
【困民党】(長内)

2面
沖縄県民連帯・川越行動
人々の大きな力に転換しよう(千葉)

開かれた司法をめざして
新藤宗幸講演会(中村)

3面
ペシャワール会26年のたたかい
敵は「テロ」ではなく干ばつだ(堀口)

ネブロス=クルド人の祭典
今年も楽しく開催(榎本)

4面
「八ツ場ダム建設中止と住民の生活再建」確認(大高)

住基ネット離脱を!国立市長に聞く
「離脱しても住民に支障はないですか」(江上)

5面
総与党体制が続く埼玉県議会(小高)

総合季刊誌・リプレーザ紹介(江上)

6面
「犬と猫と人間と」映画自主上映会
現代の社会構造を映し出す(野田)

イラク戦争の検証を求めるネットワークの動き(小高)

7面
たけじいの沖縄2(大武)

「天皇とアメリカ」を読んで(金)

8面
【荒吐】
インフルエンザは恐ろしいのか(堀本)

9面
フランス映画「未来の食卓」
フランスの小さな村が世界に警鐘を鳴らす(堀口)

10面
【聞き書き 戦争と芸術 菊池明子】
第9回新しい表現

【格差の中で癌と向き合う 江上正】
第9回

11面
【文学と映画行ったりきたり】
第7回 初恋のきた道

12面
【ニッコリ笑ったテロリズム 上野清士】
第9回 現ローマ法王に対する中南米諸国からの批判

13面
【編集だより】
陳情書を誰が提出したか それで扱いを変える蕨市議会(榎本)

14面
【掲示板】
【午前零時】(江上)


「どうする?再処理~めぐりめぐった放射能がわたしたちの身体に…」

2月1日「どうする?再処理~めぐりめぐった放射能がわたしたちの身体に…」
東大宮コミュニティセンター
 「六ヶ所村再処理工場は,今後40年稼動し,その後35年かけて撤去する予定。これらの総費用は11兆円。この11兆円は,すでに毎月の電気料金に組み込まれてしまっている」
 終盤,原子力資料情報室の澤井正子さんの言葉を聞いた参加者は,怒りなのか驚きなのか判然としないどよめきを起こした。
 集会は,2本の映画上映から始まった。まず始めに,ドイツ・ヴァッカースドルフ再処理工場の建設中止までに至る経緯を描いた映画「核分裂過程」が流され,その後,六ヶ所村の人々を中心に描いた「六ヶ所村通信Vol4」が上映された。時間の経過とともに,原発に関する知識や問題点,危険性を理解してきただけに,この澤井さんの発言には非常に納得させられた。
 続けて澤井さんは,「ドイツは,ヴァッカースドルフ再処理工場の建設中止を皮切りに,エネルギー政策を転換。『緑の党』が結成され,脱原子力法が制定される。これに対して日本は,全く計画性のないエネルギー政策を展開している。六ヶ所村では放射能漏れなどのトラブルを繰り返し,1月30日に16回目の試運転延期を発表した。最終処分場の決定も目処が立たず,地方に対して,補助金という『危険手当』を支払う形で誘致を進めている」と日本のエネルギー政策を批判。
 さらに,「1月30日,日本原燃はホームページ上で,六ヶ所村再処理工場における『高レベル廃液の滴下』を発表した。これは高レベル廃液がタンクから150リットル漏れたという大事故。『滴下』では決して済まされない。しかもこの事故は1月21日に発生したもの。発表が遅い上に問題を軽視しすぎている」と日本原燃の実態について言及した。
 「六ヶ所村ラプソディー」映画監督・鎌仲ひとみさんは,「『日本は資源がないから原子力発電』と言う専門家は多い。しかしこれは間違い。実は原子力発電が行われてからも,石油の消費量は増え続けている。原子力発電所は,定期点検や地震による稼動停止を想定しており,それに対応した火力発電所を置く必要がある。つまり,原子力発電の推進が,エネルギー問題の解決にはつながらないのである。原子力推進の理由は,金儲け以外何物でもない。原子力に頼らないエネルギー政策にするため,市民が連携して運動を展開していこう」と話した。
 「原子力は多少危険だが,資源の少ない日本にとって必要」という,これまでの認識が,話を聞くうちにみるみる覆された。今回聞いた話は,新聞などの報道ではあまり伝えられていない。関東圏内の電力供給は新潟と福島で行われているため,ここ埼玉には原発はないが,決して他人事で済まさずに,このエネルギー問題を考えていきたい。

9.11真相究明国際会議

11月3日 東京都千代田区・三宅坂ホール
 「9・11同時多発テロ」が発生して7年経つが,今でもあの高層ビルに飛行機が突っ込んだシーンが頭に残っている。初めて見た時,何かの映画のワンシーンかと思った。ビンラディン,アルカイダという聞き慣れない名前が紙面を賑わしていた。発生以降,正義を掲げるアメリカとテロ国家との闘いという図式が成立し,それが世界の趨勢となっていった。
 私自身も同様に,アメリカの行う対テロ戦争,アフガン戦争やイラク戦争に何も異議を感じないまま過ごしていた。今回,この国際会議に参加しなかったら,おそらく何も変わらなかったであろう。
 会議冒頭は半信半疑だった私も,発言を聞いたり,図や写真での説明を見ていくうちに矛盾・違和感を感じてきた。ビル崩壊のシーンを映像を交えながら説明していたが,確かにアメリカ政府の公式説明と食い違う点が多すぎである。ビル崩壊だけでなく,調査委員会の内状やブッシュの外交政策など,矛盾点は多く存在することがわかった。
 あの事件の首謀者を捜すまではいかなかったが,少なくともブッシュ政権のやり方はおかしいということに気付かされた。
 オバマ政権が来年誕生するが,アフガンへの関与を強める方針だ。対テロ戦争の根拠とされる9・11事件をもう一度見直し,日本も改めて対アメリカ外交を検討すべきである。(憲)

「アフガン日本人殺害」緊急集会

 「アフガン日本人殺害」緊急集会が、9月4日、水道橋の明治大学で行われ、参加してきた。教室いっぱいに人が集まり、開始時間ぎりぎりに到着した自分は、後ろの席に何とか詰めて座らせてもらった。始めに、映画監督の広河隆一さんらが撮影したアフガニスタンの写真がスライドされた。アフガニスタンを占領しているアメリカ軍が、所狭しと街中で戦車を走らす場面や、空爆を受けた民家、それに伴って被害を受けた民間人などが次々と紹介された。その後、殺害された伊藤和也さんらペシャワール会が作った学校や用水路の写真がスライドで流された。
 その後の発言では、アジアプレスのジャーナリスト白川徹さんは、「アフガニスタンのアメリカ軍は、治安の安定化と称して、アフガン住民の1人1人に対して眼の網膜を撮影するなど、強引な住民データの収集に躍起になっている。その反面、最近では薬や食料などを住民に配布し、現地NGOの活動領域に入り込んでいる。そのため、アフガニスタンの人々は、NGOの活動とアメリカ軍の活動を重なって認識し、アメリカ軍に対してだけでなく、NGOの活動に対しても不信感、ストレスを募らせていくようになった。そのことが事件の遠因ではないか」と言及した。JVC(日本国際ボランティアセンター)アフガニスタン事業担当の長谷部貴俊さんは、「アフガニスタンは乳幼児死亡率や妊産婦死亡率が極めて高い。今こそ本当の人道支援が必要。今回の事件を受けてアフガンの治安が悪化していると決めつけ、NGO活動の限界、撤退を唱えていくのはまだ早い。アフガニスタンの治安を安定させるため、人々を救うため、アメリカや日本政府、マスコミなどは現在の状況をよく知り、暴力によらない解決の道筋を模索していくべきだ」と話した。
 アメリカ軍がアフガニスタンに駐留することにより、現地の人々はそれに反抗し、さらにそれをアメリカ軍が武力で押さえつける…。 アメリカ軍の存在が暴力の連鎖を引き起こしているということを改めて強く感じた。そして日本政府は、そのアメリカに給油というやり方で支援、加担している。この構図を変えなくてはならない。初めの写真のスライドで、NGOの人々とアフガニスタンの人々が微笑みながら協力し合って田畑を耕している姿が、非常に印象的であった。アフガニスタンが今何を求め、何を必要としているのか。そして日本は何をなすべきなのか。アメリカの戦争の支援をやめ、平和の道筋を辿るために力を尽くし、アフガニスタンの人々の笑顔が見られる未来を作らなくてはならない。

森田塾・埼玉準備会結成記念講演会

8月21日(木) 埼玉県労働会館

森田実さんの講演では、「アメリカの圧力により郵政民営化が断行された。民主党は、郵政民営化を見直すことを国民新党と合意した。現在、自民党の支持率低下などに伴い、民営化の見直しが大きな流れとなっている。民営化に限らず、自衛隊派遣などの多くの事案について日本はアメリカ寄りの姿勢を脱しなければならない」と発言されました。そのほか、政局の様々な背景などを語っていただき、大変勉強になりました。会の後半では、現職の郵便局長ら参加者による質疑応答が行われ、会は非常に盛り上がりを見せました。
 郵便局の預金がアメリカの保険会社に流され、さらに戦争に利用されているということに、驚きよりも怒りを感じました。脱アメリカの重要性を改めて感じたことに加え、総選挙が間近と言われている中で、我々国民が、しっかり関心を持って政治を注視する必要があると強く思う1日でした。(憲)

聖火リレー

オリンピックの聖火リレーに対する妨害行動が起きている。
オリンピックは、平和のためのスポーツの祭典である。それに対する冒涜は許されない。
中国がどの様な国であろうと、それは政治の世界の話。スポーツの世界の話ではない。
オリンピックに出場するアスリートに罪はない。ましてや聖火ランナーに。

その国の中国大使館に抗議に行けばよい話であって、聖火ランナーに対する嫌がらせをする話ではない。

同じ理由で、オリンピックのボイコットも反対。

プロフィール

市民じゃ~なる編集部

Author:市民じゃ~なる編集部
「平和・人権・自治と共生をめざす草の根ジャーナリズム」。地域の草の根として発信するミニコミメディアの編集部のblogです。
メール:osanai@jca.apc.org
TEL 048-834-1232
FAX 048-833-6861
郵便振込:00150-2-144707
(名義:市民じゃ~なる)
〒330-0061
さいたま市浦和区常盤3-18-20-803

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -