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緊急集会「原発ゼロ」へのロードマップを考える

「国民の生活が第一」の脱原発政策の責任者
松崎哲久さんに聞く



日時:11月18日(日) 開場18時から 開 演18時30分
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※チラシはここをクリック
場所:浦和コミニティセンター第13集 会室→クリック
(浦和駅東口1分、パルコ10階)
会費:300円

 いよいよ総選挙の日程が決まりました。3・11福 島第一原発事故後、国政の場で初めて脱原発の民意が問われる時です。

 私たちは本当に脱原発を実現させたいと思っています。
現在、多くの政党が脱原発を謳っていますが、「脱原発依存」など、新しい言葉を使い、脱原発なのか容認なのかはっきりしない政党もあります。具体的なロードマップは考えずに主張だけしている政党もあります。本気で「脱原発」を実現しようとする政党なのか、選挙目当ての方便として使っているのか、私たちが見極めなければならない状況になっています。

 そこで、10月16日か ら20日の日程で脱原発の方法を学ぶためにドイツに視察に行かれた「国民の生活が第一」から脱原発政策の責任者である衆議院議員の松崎哲久さんに来ていただき、その報告とともに本当に脱原発を進めることができるのか、具体的なロードマップ等、数々の疑問に答えてもらえる場を設定しました。
ぜひご参加くださるようお願いします。

主催:「原発ゼロ」へのロードマップを考える実行委員会
連絡先:048-834-1232(市民じゃ~なる)

11.12院内集会 共通番号(=マイナンバー)法案の審議入りを許すな!

11月12日(月) 衆議院第二議員会館 集会室
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このマイナンバー法案は、時局に翻弄されて継続審議となってきたが、ここにきて急展開してきた。集会の冒頭、反住基ネット連絡会(以下反住連)の宮崎俊郎さんは、「重要3法案といっしょに、実質的な審議なしに採決」という与党の思惑が見えてきたという。23日解散を見据えて、14日にも審議入りの恐れがあると指摘した。

また反住連の白石孝さんは、共通番号制を推進する労働組合「連合」の機関紙を取り上げ、大きな組織にも、いまだに共通番号制への問題意識が希薄であることを紹介した。記事の中では、番号制を推進する理由として税の不公正を取り上げていることに対し「税制と課税の問題がごっちゃになっている」と指摘。基礎的なことへの理解が不足していると語った。

衆議院議員の塩川鉄也さんは、共通番号制は、メリット論ばかり強調されていることが問題だとして、番号がなくても今の制度で対応できると語った。塩川議員はマイナンバー法案を審議する内閣委員でもある。法案の趣旨説明があったその日に、採決されようとしている事態に議会制民主主義の否定だと語った。

やぶれ住基ネット市民行動の原田富弘さんは、内閣官房 社会保障改革担当室あてに「共通番号制度に関する質問書」を提出して11月10日の期限を設けたことを報告。内閣官房から12日まで待ってほしいと連絡があったが、院内集会が始まってもまだ届いていないという。以下に項目だけあげる。
1.何のための番号制度か。法の目的
2.憲法違反ではないのか
3.なぜ「大綱」から利用事務が大幅に拡大したのか
4.所得・資産の把握は可能か
5.各種社会保障の自己負担額の合計に上限を定める総合合算制度について
6.住民登録がない人、住民登録地と異なるところに住んでいる人への対応
7.情報連携の仕組みと原則
8.捜査情報への利用
9.個人番号カードの利用と罰則について
10.番号制度導入・運用に要する費用
原田さんは、質問の内容を解説しながら、これらの問題を市民団体に指摘される段階では、法案の審議入りの条件は整っていないと指摘した。

日本弁護士連合会の清水勉さんは、共通番号制が災害時に利用されると謳っていることに対して、「人の不幸を大きなハコものに利用することは許されない」と語った。

神奈川県保険医協会の知念哲さんは、医療分野では共通番号とは別に「医療ID」が検討されている問題について、独自の情報連携が行われる危険を指摘した。また社会保障費の給付の抑制と医療分野の市場化を目的としている点をあげて、保険の公的給付で補填できる部分を減らし、民間保険に移行を促す。つまり民間利用を前提に「儲けられるシステム」になることだと語った。

今後、反住連や盗聴法に反対する市民連絡会で審議入りした場合の傍聴体制をつくり、ぎりぎりまで内閣委員を中心に議員を訪ねて法案反対を促す行動をとる予定。

マイナンバー法案審議入りの危険

11・12院内集会のご案内
共通番号法案の審議入りを許すな!

○日 時  
2012年11月月12日(月)12:00〜13:00 
*議員会館正面玄関に案内が立ちますので、通行証を受け取って入館してください。
 11:45〜12:30まで案内がいますが、それ以降は受付にお問い合わせください。
○会 場  
衆議院第2議員会館・第3会議室
○内 容  
・国会情勢について
・共通番号法(=マイナンバー法)案をめぐる情勢について
・各団体からの発言
・今後の反対運動に向けて
○主催 反住基ネット連絡会・盗聴法に反対する市民連絡会
〒169-0051新宿区西早稲田1-9-19-207 日本消費者連盟気付
  090−2302−4908(白石)、03‐3330‐8270(角田)
Eメール:shiratlk@jcom.home.ne/tunoda@tbz.t-com.ne.jp

10.13さよなら原発集会in日比谷

10月13日(土) 日比谷野外音楽堂
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鎌田慧さん、高橋哲哉さん(東京大学大学院教授)、森園かずえさん(子ども福島ネットワーク)、小笠原あつこさん(あさこハウス)、大江健三郎さん、吉原毅さん(城南信用金庫理事)らが発言。
高橋哲哉さんは福島県の原発事故以降の対応を批判。福島の18歳以下の子どもの甲状腺の検査を受けた人の約3割に結節や嚢胞などの異常が見つかり、世界でも突出して高いと指摘した。
今年の夏、埼玉でも東松山で福島の子どもたちを招いて、都幾川でカヌーに乗ったり、魚を捕ったりと楽しんでもらいました。その子どもたちを引率していた若い男性が、森園かずえさんの後ろで横断幕を掲げていた。
放射能の線量が高くて、外で遊べない子どもたちのために、いろいろな地域で楽しく夏を過ごしてもらうために福島の子どもたちを受け入れた。
ところが一方で、子どもたちを外でおこなわれるマラソン大会などのイベントにかり出しているという。お祭りでは雨の中で御輿をかついでいるという。「除染しても、除染しても高い放射線量が検出されるホットスポットが、学校の中に存在する」と、森園さんは訴えていた。今年の福島は、いつもの夏に飛び交う蚊が蛾がほとんど見られなかったそうだ。去年は普通に飛んでいたという。
また年内にも建設工事が再開される青森県の大間原発の予定地で最後まで、原発に反対していくらお金を積まれようとも土地を売らなかった熊谷あさ子さんの娘の小笠原厚子さんは、たくさんの嫌がらせを受けたことを涙ながらに語った。結局、用地をずらして建設することになったが、もし心折れて土地を売っていたら3月11日には、もっと被害は大きくなっていたかも知れないという話を聞き、胸に突き刺さるものがあった。
閉会の挨拶は、「原発に頼らない安心できる社会へ」という企業方針を訴えた城南信用金庫理事の吉原毅さん。一企業が反原発を方針として発表できる環境をつくってきたことも、反原発運動の成果だといえる。
当日は、IMF・世界銀行年次総会の会期中ということもあって、有楽町駅前の厳重な警備。上野駅のごみ箱まで使用できないようになっていた。外国人の姿も多く見られデモの列を気軽に撮影していた。
またこの総会を批判するデモもおこなわれている。
http://www.labornetjp.org/news/2012/1013hokoku
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オープニングライブは、加藤登紀子さんの娘さんで、東松山の蚕小屋にも出演したことがあるyae(やえ)さん。とギターのカイ・ペティートさん。
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大江健三郎さん
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デモ出発
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東電本社前






小出裕章さん講演会の模様

10月1日(月) 埼玉大学
小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)の講演会が埼玉大学でありました。残念ながら都合で本紙からは、参加する人はいなかったのですが、参加した埼玉大学の学生から写真の投稿がありました。
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オスプレイはいらない!国会包囲行動

10月4日(木) 首相官邸前
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オスプレイが、沖縄市街地上空を通過する現実に、集まった400人。試験飛行は6コースで1コース50回。全300回にもなる。沖縄からの同時メッセージで「森本はペンタゴンのモルモット」という言葉に笑えたが、「みなさん無理してでも沖縄に来てください」という言葉は、痛かった。
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内閣府の役人が抗議の申し入れ書を受け取る

共通番号法の臨時国会可決を許すな!

反住基ネット通信33号
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共通番号制のことを集中的に扱い、取り組む機関紙は、この新聞のみ。市民じゃ〜なるで制作し、10月1日発送完了。
原発やオスプレイの前に、政局に翻弄されがちな共通番号制度も、可決させないための取り組みは次の国会が正念場。国会議員対策が中心となります。(正)

院内集会 マイナンバー法案(共通番号制)を廃案に

8月28日(火) 衆議院第一議院会館 会議室
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マイナンバー法案が今国会で審議入りの危険性が高まる中、自民・公明が問責決議案を提出したことから、継続審議となる可能性がでてきた。
集会に駆けつけた塩川鉄也衆議院議員、糸数景子参議院、辻恵衆議院議員があいさつ。
まず反住基ネット連絡会の白石孝さんは、この日の朝日新聞記事(この記事に移動)を取り上げて、税額給付付き控除のためにマイナンバーの必要性を説く、番号制に対する理解のなさを嘆いた。

辻村詳造さん(PIJ・税理士)は、マスコミの番号制への理解がされない中、番号が流通して何が起こるのか理解されない。クロヨン問題や、税額給付付き控除に番号が必要ないことを明らかにしていく必要があると語った。

清水雅彦さん(日体大)は、市民の側が監視や管理に抵抗を感じていない社会に、どう向き合っていくか考える必要があると語った。

水永誠二さん(弁護士)は、各地の弁護士会が番号制への反対声明がでている。憲法で保障された人格権、プライバシー権の趣旨にさかのぼった議論が必要であると語った。

知念哲さん(神奈川県保険医協会)は、社会保障制度改革推進法案について、社会保障の理念を自助に変質させるものであるとし、番号制はそのインフラになるものだと語った。医療情報に関しては、別法で別番号で対処するという議論が始まったが、共通番号制としっかりひも付けされている指摘した。
最後に白石孝さんは、これまでの運動を総括して、番号制に対するこれからの共同の取り組みを議論したいと締めくくった。

プロフィール

市民じゃ~なる編集部

Author:市民じゃ~なる編集部
「平和・人権・自治と共生をめざす草の根ジャーナリズム」。地域の草の根として発信するミニコミメディアの編集部のblogです。
メール:osanai@jca.apc.org
TEL 048-834-1232
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(名義:市民じゃ~なる)
〒330-0061
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